花弁がない花を咲かせるガンクビソウですが、花が終わっても個性的な形をしています。
今年、4冊目の中脇初枝さんです。
前に読んだ「みなそこ」では散々な低評価だったのですが、この小説は最高の出来でした。
三月に捨てられていたから弥生と名付けられたヒロインは、施設から出た後、准看護師として周りの顔色をうかがいながらひっそりと生きていました。
そこへ、新しい師長が転勤してきて、その行いを見ているうちに、少しずつ変わっていきます。
ずっと不幸であった自分が、ほんとうは如何に恵まれていたかに気が付くのです。
そして、真の意味で、自分自身の力で生きていける女性へと成長し物語の幕を閉じるのでした。
特に女性へお勧めの一冊です。
ミノムシは小さな枝やクズを集めて家を作っていますが、なぜか、1本だけ大きな枝がついています。
カラマツなどの針葉樹を食べるカミキリムシなので、本州では標高の高いところに普通にいる種類です。
ゴマダラカミキリより一回り小さく、斑点もボヤケています。
日本型の経営の原点の書です。
欧米型資本主義と一線を画し発展してきて、一時は世界No.1と言われた日本的資本主義ですが、その原点がここにあります。
経営は、金儲けの前に道徳心を重要視するようにすると良いと言うことが書かれています。
渋沢栄一の講義をまとめたものなので、なんとなくおじいさんの説教を聞かされている感がありますが、謙虚な気持ちで読み進めていくと、忘れていた大切なものに気づかされます。
特に心に残った新しい見方は、自由に生きることとは自分を頼って生きることだと言うことです。
確かに自分に頼って生きている限り、他がどうなろうと自分は自由ですからね。
定年退職後、自分に頼って生きて行けるように出来たら、第二の人生を自由に生きられるのだなと思いました。
軍神、上杉謙信の居城春日山城には、おもしろ防衛隊員たちがいました。
まずは、かえる三人衆。ふりかえる。
ぶじかえる。
かんがえる。
大砲のあったぞ。
切り株の穴に、簡易地蔵もあったよ。
老後のお小遣いの足しにしようと作っているポートフォリオの成績です。
主に高配当株を中心に構成しています。
1～9月までの配当金（税引後）は、次の通りでした。
日本株より
74,939円
米国ETFより
108,820円（￥105.5×＄1,031.47）
合計
183,759円
なんとか1ヶ月2万円をキープできました。
目標の年間30万円に届くかどうか微妙なところです。
ポートフォリオはこんな感じです。
米国株を買い過ぎですね。
日本株と米国債券を買いたいのだけど、割高感が大きいので躊躇していしまっています。
