『一瞬の雲の切れ間に』砂田麻美（ポプラ文庫）

5つの短編小説が載っていますが、すべての話が一つの死亡交通事故の周辺にいた人たちを主人公にしています。

それぞれの人たちが何を思い、どう行動していったかが別の視線から描かれていて、作者である映画監督のキャラクターづくりの綿密さが勉強になりました。