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むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

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『きみ去りしのち』志水辰夫(光文社文庫)

2018年07月15日 | 読書

四編の短編小説が収められています。

それぞれの主人公が「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」であり、それぞれの目線で、過ぎゆく時代を切り取って行きます。

人生において、この十六年間はすべてが違う一年一年なので、あっという間に過ぎ去るのですが、中身が濃い時間でもあります。

その中で通り過ぎていく、人々の出会いと別れ、しかし心に残る人たちとの触れ合いの話です。

この人の作品は、自分と同じ目線で書かれているようで空気感がよく伝わってきて、いつまでも読んでいたい気になるくらい好きです.

 

コメント (2)
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