むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

海の掟

2010年11月12日 | ニュース・記事

政治の話はしたくないのだけど、尖閣諸島映像公開事件で、内閣閣僚の勉強不足には驚かされる。
歴史の勉強をしているのだろうか?
1894年(明治27年)7月25日。日本海軍の巡洋艦「浪速」がイギリス商船高陞号を撃沈する事件(豊島沖海戦)があったのを知らないのだろうか?
当時、アヘン戦争に勝利して、事実上、世界の覇者となったイギリス商船を、小さな島国の日本が砲撃して撃沈したのである。
しかし、清国の兵を満載していたため、国際法上の問題はなく、許されたのだ。
海の国際法は大国小国の関係なく、帝国主義の時代から厳しいのだ。
これは、海に投げ出されればどこの国の人間でも等しく溺れ死ぬためであり、そこでの掟は、大国だの小国だのという人間の都合とは無関係である。

自国の領海であろうが、他国の領海であろうが、公海であろうが、体当たりはいかんだろう。
ビデオがあるなら、公開して当たり前である。
なぜ隠す必要があるのか?
大英帝国であろうが、中国であろうが、悪いことは悪い!
それが、海の掟なの!
海上保安庁は海のプロなのだから、勉強不足内閣は黙って彼らに任せておけば良いの!
どうすればいいかわからなかったからとりあえず公開しないなんて不勉強も甚だしいぞ。
諸外国の中国へ対する対応を見ればわかるだろう。勉強をしていないのは、世界中探しても日本政府だけ~
バカとか利口とか以前の問題で怠慢内閣である。日中外交をまともにしたいなら、日清戦争のことくらい勉強しておこうね
これ以上、日本の恥部(不勉強内閣)を世界にさらさないでくれ。
コメント
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