蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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絵心教室DS (レッスンを終えて)

2010年06月21日 | つぶやき
レッスンを終えての感想です。

 レッスンの内容は、鉛筆に関してはアナログの画材と通じるものでありそのままアナログでの応用がききますね。

 水彩絵の具とありますが、最初に感じたように不透明水彩や油彩の技法に準じているようです。

 色の塗り方が、濃い所からからであり、暗い色の上に明るい色を乗せる、正確には中間色を基準の明暗を塗り分けるという不透明水彩(ガッシュ)やアクリル、油彩などでポピュラーな技法になっています。
色を重ねる時に下の色とブレンドしてしまう所は、アクリルよりも不透明水彩(ガッシュ)や油絵の具に感覚が近いですね。
学童用のマット水彩のコンセプトと似ているのかも。
水をオイルに置き換えれば油絵にも通じる物があるかもしれません。

グリッド(デッサンスケール)やルーペを積極的に使っているのは入門者向けに描きやすくするためにしょうがないのかな・・・

でも、絵を描く上での基本的なところは押さえているし、先人の画家のエピソードなどもあり、これから絵を初めて見ようという人には良き入門書になるかとおもいます。

 下書きの鉛筆の線を生かす技法は難しい(出来ないという訳ではありません)こと、絵の具の隠蔽力が比較的高いということから、紙の白さや下地を生かし薄い色から塗っていくという英国式の透明水彩への技法の応用は難しいかもしれません。
白を積極的に使う説明も透明水彩とは違いますね。
このへんは透明水彩をやってみたいという人には再勉強の必要が出てきてしまうでしょう。

操作面では、L(R)ボタンでペンやパレットがワンタッチで出てくるのは便利です。
 鉛筆から水彩セットへ切り替え後は鉛筆に戻せない所はなんとなく古いバージョンのPainterに似てますね。
Painterではキャンバスが加算表示か乗算表示かの差があるからなのですが、それと似たうな理由があるのかな?

スタッフの名前に外国の方と思われる人が多数出てくるのですがオリジナルは日本ではないのかな?

追記)
オリジナルが西洋製だとすると、水彩絵の具ではなく「絵の具」、水ではなく「オイルあるいは薄め液」だったのではないかなと想像します。
日本語に移植する際に日本人に親しみやすい水彩にしたのでは?
そうすればレッスンの技法の説明も、参考に出てくる画家の絵も油彩画が多いのが納得できるのだけれど・・・・

P.S.
塗り方の説明で「厚塗り」という単語が出てきた時は????でした。
これって単に翻訳の関係なのかもしれませんが、2D CGでアニメ調の絵を描かれている人がよく用いている言葉のようで、スタッフの中にそんな人がいるのかなと思ってしまいました。


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