蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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●水彩といえばそうなのだが。

2004年09月04日 | つぶやき
日本画のように描けないかなと、カンバスに、砂(方解末)で下地を作って置いたものがあるのだが、渓流の絵を水彩で何枚か描いて、なんとなく頭の中にイメージが纏まってきたので、これに描いてみることにした。

絵の具は、アクリルを使った。
油絵の具でも良いのだが、私はせっかちなので、この方が良い。

ペィンティングメディウムで充分に薄めて溶いて、透明水彩のように描きはじめた。
下地を生かすには、これのほうが良いかと思ったからだ。

しかし、その手法を使うのを止めるのにはそう時間はかからなかった。(^^;)
透明水彩もそうなのだが、この方法だと失敗の修正が殆ど効かないからだ。

結局、アクリルの関大さに負けて、絵の具の濃度を濃くしてしまった。
そして、それを誤魔化すために砂を混ぜたメディウムを後から少し盛ってみた。

出来上がったものは、適度な透明性と、透明水彩よりもずっと彩度の高い絵ができたのだが。
アクリルの関大さに助けられたが、丁度良いところで止める難しさを味わった感じである。
改めて、透明水彩の難しさを実感してしまった一枚になった。

ところで、紙の場合と違って、画像の取込みが難しい。
スキャナでは、テクスチャが、ぜんぜん判らないし、デジカメだと照明の当て方が難しい。
結局、ストロボを炊いて写してしまった。

写真は、左が透明水彩、右がアクリル(本館の新作)。

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