医大生・たきいです。

医大生的独言。

夏休みを満喫

2012-07-26 23:59:59 | 医大生的生活

昨晩床に就く前に、さて明日は束の間の休日であるわけなのだが予定は特にない、それならばどこか遊びに行くかと思い立った。折角なので東京に遊びに行くことにした。東大の友人が、それならランチ食べようと誘ってくれたので、あとは計画を実行に移すだけになった。大学生らしいことをしてみよう第二弾である。戦果に満足して布団に潜った。医大生・たきいです。

この手の急な予定決めほどネットが生かされることも少なかろう。ダメもとで師事していた予備校講師に予定は空いていないかと連絡してみたら、思いのほか昼飯をおごろうといわれてしまったので舞い上がる。連絡してみてよかった。一路東大君との待ち合わせの駒場東大前まで。

安田講堂とか三四郎池で有名な本郷キャンパスは何回も遊びで訪れたことがあったのだが、駒場キャンパスに行くのは初めてだったので、一通り案内してもらう。むろん、あたかも自分は東大生であるような顔つきをして立ち振る舞う。なかでも特筆すべきは学食のクオリティの高さである。あれを見てしまうと自分の大学の学食にも足が進みにくくなる気がする。水だけ飲んで帰ってきたが、返却口がまたすごい。置くとベルトコンベアで自動的に動き出すのだ。これはすごいこれはすごいとはしゃいでいたら東大君に酷く田舎者を見ているような目で見られた。ちょうど東大の教養部のほうは試験期間中だったようで、教室の窓から試験の様子がうかがえた。これは全員東大生なのかと思うと妙であった。

次は先生との待ち合わせの池袋まで。駒場東大前の井の頭線のホームは、試験を終えた東大生だけであふれかえっていたが、これもまた全員東大生なのかと思うとずいぶん妙であった。埼京線に乗り換え池袋に着く。改札を出ると先生がいた。会う前に、「実は今は坊主ではないんです」とメールに打っておいたら、「髪が生えているなんてたきいじゃない!!!!知らない人にはおごらない!!!!」とメールが返ってきたのを踏まえて、ご健全のジョークで歓迎された。もう一人の初対面の先生の教え子も交えて池袋で一番うまいという焼き鳥屋に連れて行ってもらった。確かにうまかった。「君、今から銀座に行くけど来るか」と言われれば、「着いていきます先生」というしかない。

仙台と東京とは存外近いこともあってか、東京がそれほど珍しいものに感じる筆者ではないが、銀座は初めてである。先生の用事というのは高級レコード店で、すっかり自分も良識ある知識人の仲間入りしたような気分に浸る。それにしても19世紀の演奏家のレコードばかりということもあってか知っている名前が一つもなかった。先生が大金をはたいているのを見ていないふりをしながらきちんと確認して店を出る。

銀座を一通り案内してもらう。感想は、「お金があれば楽しそう」という感じか。どう見ても若者にはまだ早い。まだ15時だったが、先生行きつけのバーへ。先生はこのあとお仕事があるということでノンアルコールで乾杯。何とも楽しい余暇であった。さて、リフレッシュできたことだし、今後の夏の部活も頑張るとしよう。



(帰りに寄った宇都宮の餃子屋で隣に座っていたカップルと話が盛り上がった人(笑))








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一難去ってまた一難

2012-07-25 23:59:59 | 医大生的生活

皆様に大変ご迷惑をおかけしましたが、熱中症かと医大生・たきいが自己診断した突発的に起きた高熱もなんとか落ち着きました。たくさんの差し入れが部屋の取っ手にかかっていて泣きそうになりました。というか泣きました。ゼリーで冷蔵庫が閉まらなくなって泣きました。心優しき方々に囲まれて幸せです。ありがとう。医大生・たきいです。

さて、高熱が下がれば一難去ってまた一難、今日は大変長らくお待たせいただきました、ひざのMRIの検査に参りました。「これは切れてますね」と言われて絶望的な気持ちを味わってからもうひと月ほど経ったとは時の移ろいも早いもの。少々緊張気味に大学病院に赴く。MRIの前に怪しげな部屋に誘導されたので、こはいかにとて、部屋で待っていると、若干関西弁イントネーションのドクターが書類を抱えてやってきた。


「あっ、君はここの学生さんなんだね」


ええまぁ。話を聞くと、筆者を研究材料として使いたいらしい。断るつもりなんて毛頭ないにせよ、「ここの学生だね」と言われれば拒否権は与えられていないようなもので、同意書もあまり読まずにサインする。不良品かと嘆いていた己の身体も医学の為に、あるいは人類の為に役立ったということか。誇り高きわが肉体である。労わりながら筋トレさせてやることにしよう。説明の書類をもらったが、難しいから興味があれば読んでみてと言われた。一応目を通せば、レアな症例だね君は!研究魂がわくわくするぜベイベーという雰囲気だけは感じ取れた。左様で御座いますか。どうぞぜひぜひ研究してやってください。

MRIは受けたことがある人ならわかるであろうが、けたたましい騒音を我慢しながら長い時間させられる。今日の筆者の場合、「研究」の為に通常よりも長く40分くらい閉じ込められた。なかなかの苦行である。騒音を少しやわらげられるように今日はヘッドホンを渡された。クラッシクが流れていたのだが、急に一瞬英語の曲紹介が始まって焦った。実は帰国子女である筆者だが、受験時代に何よりも苦手だったものはリスニングなのである。英語が流れてくるのは心よいものでは決してない。そんなくだらないことを考えていると、検査は終わる。向かうは整形外科外来である。

待ち時間が思いのほか長く、3、4日前にTSUTAYAで買った東野圭吾で時間をつぶす。同学のやつと待合室で出くわして、「冷酷王子」の話題で持ちきりになる。そしていよいよ迎えた診察室である。

結論から申し上げよう。Lachman‐testで再断裂と主治医の先生から言われた再建術をした靭帯は切れていなかった。しかしながら靭帯の位置がずれていて、靭帯が靭帯として機能していないらしい。今度は再再建術の手術を念頭に置いたうえでCTの精密検査ということで、またひと月待たねばならない。部活復帰の見通しがいよいよ立たなくなってきた。

こんなときでも多くの先輩が筆者のことを気にかけてもらってうれしかった。これからも精力的に筋トレに取り組んでいきたいものである。






(すき家で大盛り3杯を先輩に命じられたものの、3杯目の大盛りカレーでギブアップした人(苦笑))







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熱が出た

2012-07-24 23:59:24 | 医大生的生活
午前練を終えて部屋に戻れば頭がかち割れそうなほど痛い。8度7分の熱があった。医大生・たきいです。

ラグビー部の先輩方、何もしていない人間が体調くずしてすみませんでした。練習に行きたくても立ち上がれません。お恥ずかしい限りです。

鳥取の人に保健室まで解熱剤持ってきてもらって大変たすかりました。持つべきものは良き友人であります。ありがとう。

こんな日にもブログを更新するのはプロ根性であります(笑)。文章とは、死にものぐるいで書くものです。みなさま、くれぐれも体調にはお気をつけください。



(スマホの音声入力の便利さに感動している人)


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大学生になる

2012-07-23 23:59:59 | 医大生的生活

「mihimaru GTの大ファンだ」


と発言すれば、よく返される返答の一つに


「気分上々↑↑しか知らないわ」


がある。なるほど、彼らの代表する大ヒットソングの一つである。しかしながら、彼らの魅力の真髄はジャンルレスな多岐にわたる楽曲とともにあり云々……と述べ始めれば、ブログ一本かけてしまうので我慢することにして、“気分上々↑↑”の描く作品世界に注目してみたい。暗がりのライブハウスで大音量のミュージックが流れ、リズムに乗ってステップを踏む男女が戯れている感じ。清純とはかけ離れたような世界。光るミラーボールに照らされる若い人。いずれにせよ将棋と読書をこよなく愛する筆者とは無縁な世界であると思っていたのに、遂にその世界に足を踏み入れた。それは、昨晩のことである。医大生・たきいです。





「たまには大学生みたいなことをしてこないか」

と部活の先輩に言われて、某医科大学と合同のパーティーに行ってきた。チケットをタダでくれるなんて気前のいい素敵な先輩だと思ったら早合点だった。世の中はそんなに甘くない。そこで冷静になれば、「大学生みたいなこと」という表現が実に気にかかる。最近どこかで聞いた言葉でショックだったものに、「医学生は大学生ではない」というものがあるが、我々は多忙なのである。T北大の普通の理系学部に通う高校時代の友人たちと、夏に集まらないかという話にこないだなったのだが、「8月中は厳しそうだから、9月でもいいしね」と言われて驚愕した。9月は既に学校が始まっている。実質の休暇は驚くほど短いのである。そうか、自分は大学生ではないのか。浪人生時代に不貞腐れた時にはいつも、「大学生になりてぇ」と言っていたものだったが、いまもまたその言葉を全力で叫びたい。そう思っているからこそ、「大学生みたいなことをしてみないか」というお誘いの言葉は大層魅力的に感じた。

太陽はすっかり沈んでから会場のクラブハウスに向かう。宇都宮はどことなく仙台のミニチュア版という印象を受けるのは筆者だけだろうか。ただ、仙台駅西口にはタクシーがあふれているが、宇都宮駅西口には全然タクシーはいなかったけど。ミラーボールは本当にあった。結構まぶしいものである。スモークの匂いがしたかどうかはわからないが、溶けるようなハーモニーは聴こえてきた。オトナな空間である。かすかな興奮を覚える。他大学の女の子とよそよそしく話をするのも面白い。まさかの宮城県人と遭遇して頗るローカルな話題で盛り上がったり、見とれるほど切れの良いダンスを眺めたり。さらには、某部活のマネさんとおしゃべりもした。おっと、見てくれてますかー?(笑)。高校時代の部活はなんでしょうクイズを出したら一発で正解を答えられて財布の紐を見失ったときに、なんだか自分は大学生なんだと感じたものだ。それにしてもこのクイズに一発で正解するとは後にも先にもその子だけではないだろうか。

かかる具合にぼちぼちと楽しんでいた頃、一人、興奮を抑えられない男が近くにいた。ご存知、目つきの悪い少年である。スッチーよりも女子高生よりもナースよりもマネージャーが好きな彼は、興奮を隠せない。文字通り、隠せていなかった。この際、彼の誕生日にはそういうDVDでもプレゼントしてやらないといけないかもしれない。AM3:00ごろから始まったカラオケでも、彼の勢いは止まらず、普段は悪い目つきもどこか嬉しげでかわいく見えた。彼の失態ぶりはご想像にお任せするとしよう。

目つきの悪い少年を興奮の渦から救うのに少々手間取り、始発の電車を逃す。夜ご飯でも朝ご飯でもないようななんともいえないコンビニおにぎりを駅のベンチで食べる。駅のホームでは「おはようございます」というアナウンスが流れているのがかなり新鮮である。すっかりあたりは明るくなっていた。これが朝帰りという奴か。人生初である。

駅に着き、大学まで自転車で戻る。寮に戻る途中その時の時間は6時の15分前、今から朝練に向かうのであろう爽やかな医学部女子は自転車にまたがりながら、僕らに「おはよう」と言ってきた。確かに既にそんな時間である。でも、背徳感に打ち勝って、満ち足りた心が奥底にあった気がしたのはどうしてだろう。きっとこれもまた一つの経験である。

時の流れを忘れてしまいそうな空間から解き放たれ、また医大生へと戻った気がする。儚いものだ。明日は4:30起床である。







(大浴場で修学旅行の中学生みたいに遊んでいたメッシュを入れた金髪のサッカー部を目撃した人(笑))







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ビデオを撮る

2012-07-22 22:43:15 | 医大生的生活
「トーイタイ」と言えば、東日本医科学生総合体育大会のことである。ならば、西日本の大会もあってしかるべきである。関ヶ原の戦いも、東の敵は西である。その名前は「セーイタイ」か。しかしながら聞くところによると、「ニシイタイ」と呼ぶらしい。西と東が意地をぶつけ合っているようでどうも興味深い。医大生・たきいです。

さて、ラグビーの練習試合で、キャンパスが大きい某大学に訪れた本日、膝の怪我でアップにも混ざれずにコーンの回収に勤しんでいたところ、マネージャーのお姉さんから「たきい、試合のビデオ撮ってくれる?」と頼まれた。大事な試合だと聞くし、はじめての筆者には荷が重すぎるように感じたが、気づけば気前よく「はいっ!」と言ってビデオを受け取っていた。撮影は小屋の屋根にのぼっておこなう。他校のマネージャーのお姉さんたちに混ざって撮っているから、なんだか被写体を誤りそうになる。ラガーマンのプレーが写っているべきところを、お姉さんのうなじのみ映っていたら、先輩にどうされるかわからない。必死に理性を働かせてボールを追う。離して撮すか、寄せてとるかが難しい。見よう見まねでやるしかない。雰囲気でカメラをまわす。必死にやっていたらいつの間にか試合は終わっていて役目を終わる。


その後、撮った映像を見た。 及第点。たぶん。





(今からパーティーにいってくる人(笑))



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