昨晩床に就く前に、さて明日は束の間の休日であるわけなのだが予定は特にない、それならばどこか遊びに行くかと思い立った。折角なので東京に遊びに行くことにした。東大の友人が、それならランチ食べようと誘ってくれたので、あとは計画を実行に移すだけになった。大学生らしいことをしてみよう第二弾である。戦果に満足して布団に潜った。医大生・たきいです。
この手の急な予定決めほどネットが生かされることも少なかろう。ダメもとで師事していた予備校講師に予定は空いていないかと連絡してみたら、思いのほか昼飯をおごろうといわれてしまったので舞い上がる。連絡してみてよかった。一路東大君との待ち合わせの駒場東大前まで。
安田講堂とか三四郎池で有名な本郷キャンパスは何回も遊びで訪れたことがあったのだが、駒場キャンパスに行くのは初めてだったので、一通り案内してもらう。むろん、あたかも自分は東大生であるような顔つきをして立ち振る舞う。なかでも特筆すべきは学食のクオリティの高さである。あれを見てしまうと自分の大学の学食にも足が進みにくくなる気がする。水だけ飲んで帰ってきたが、返却口がまたすごい。置くとベルトコンベアで自動的に動き出すのだ。これはすごいこれはすごいとはしゃいでいたら東大君に酷く田舎者を見ているような目で見られた。ちょうど東大の教養部のほうは試験期間中だったようで、教室の窓から試験の様子がうかがえた。これは全員東大生なのかと思うと妙であった。
次は先生との待ち合わせの池袋まで。駒場東大前の井の頭線のホームは、試験を終えた東大生だけであふれかえっていたが、これもまた全員東大生なのかと思うとずいぶん妙であった。埼京線に乗り換え池袋に着く。改札を出ると先生がいた。会う前に、「実は今は坊主ではないんです」とメールに打っておいたら、「髪が生えているなんてたきいじゃない!!!!知らない人にはおごらない!!!!」とメールが返ってきたのを踏まえて、ご健全のジョークで歓迎された。もう一人の初対面の先生の教え子も交えて池袋で一番うまいという焼き鳥屋に連れて行ってもらった。確かにうまかった。「君、今から銀座に行くけど来るか」と言われれば、「着いていきます先生」というしかない。
仙台と東京とは存外近いこともあってか、東京がそれほど珍しいものに感じる筆者ではないが、銀座は初めてである。先生の用事というのは高級レコード店で、すっかり自分も良識ある知識人の仲間入りしたような気分に浸る。それにしても19世紀の演奏家のレコードばかりということもあってか知っている名前が一つもなかった。先生が大金をはたいているのを見ていないふりをしながらきちんと確認して店を出る。
銀座を一通り案内してもらう。感想は、「お金があれば楽しそう」という感じか。どう見ても若者にはまだ早い。まだ15時だったが、先生行きつけのバーへ。先生はこのあとお仕事があるということでノンアルコールで乾杯。何とも楽しい余暇であった。さて、リフレッシュできたことだし、今後の夏の部活も頑張るとしよう。
(帰りに寄った宇都宮の餃子屋で隣に座っていたカップルと話が盛り上がった人(笑))
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