打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

アイマイおじさん

2013-09-16 11:05:51 | Weblog
今日は敬老の日。近所のお店では、おじいちゃんおばあちゃんたちに紅白まんじゅうを配る催しが開催されています。

で、その店で買い物をしたのですが、ちょっと面白い光景に出くわしました。

店の人が配っている紅白まんじゅうを、80歳くらいのおばあちゃんたちは気軽に受け取りに行っています。だけど、おじいちゃん……と呼ぶには曖昧な年齢。つまり60歳を少しばかり過ぎた年代の男性陣は、実に微妙な表情で、紅白まんじゅうを配っている店員さんを遠巻きに見ているのです。

「俺も結構いい年だからなあ。でも、おじいちゃんって呼ばれる程、老けてはないと思うし……それに俺と同年代の連中は、誰もまんじゅうをもらいに行っていないからな。もし貰いに行ったら奴らは『あいつ貰いに行ってやがるぜ!』って思うだろうな、俺だったら思うもん。店員も店員だよ。『お一ついかがですか?』くらい言ってくれたら、俺も『ならば仕方がない』と堂々と受け取れるのに。いや別にそこまでしてまんじゅう食いたいわけじゃないんだよ。でもね、だけどね?」

以上は私の妄想ですが、そんな事を言いたげな顔つきでした。その人たちは1~2分ほど紅白まんじゅうを配っている店員さんを眺めているのですが、静かにそっと店から出て行くのです。

おじさんとおじいさんの狭間。曖昧おじさんの葛藤を感じた敬老の日でした。