打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

時代小説を書く動機

2013-09-18 20:33:47 | Weblog
昨日のブログ、続く(←司馬遼太郎っぽい)

時代小説を書こうとしてみたものの、人間というものは理由がなければ、そう簡単には動けない生き物なのである。どうして時代小説を書きたいのか。それが定まらない内は、ただ単に人の小説を模写する男がここにいるだけだ。

そういう時はどうするか。歴史物の作品を片っ端から読んでいくことにした。数多の歴史作品に触れていけば、何かしらの動機が生まれてくるものだ。

そして一つの動機が生まれた。偉人たちをお救いする。それが私の動機。

古くは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、隆慶一郎の「一夢庵風流記」。当時は無名だった坂本龍馬や前田慶次を一気にスターダムに押し上げた作品である。龍馬も慶次も小説だけでなく漫画やゲームなど様々な作品に登場するが、やはり司馬遼太郎や隆慶一郎が創造したキャラクターが根底にある。つまり司馬遼太郎も隆慶一郎も、偉人のスタンダードを創った作家なわけだ。

私も偉人のスタンダードを創りたい、と思うようになった。歴史に埋もれた偉人をスターダムに押し上げる。歴史という大きくて広い海からお救いしてみたい。必ず私がこれだ!と思う偉人がいるはずだ。それを探す行為だけでも、やっていて楽しい。趣味になりそうだ。