打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

ひどい大河

2009-10-26 19:02:48 | Weblog
昨日の大河ドラマはちょっとひどかったなあ。

直江兼続が上杉家を存続させるために自分の娘を徳川の重臣である本多正信の息子と婚約させるわけですよ(なんでそれが上杉存続の役に立つのかは私もよくわからないのですが)

そしたら兼続の弟がドタキャンして一端、話は流れるのです。そして兼続と弟・実頼は揉めるのです。

でもね、お互いの意見をぶつけ合うのですがどー考えても弟の方に分があるのです。少なくとも私にはそうとしか思えません。

散々、上杉の家風は「義」「義」「義」なのだーっと言っておいて……しかも家康をあれだけ怒らせる手紙まで送っておきながら、関ヶ原で負けた途端に土下座しまくりんぐですよ。もう後はいかにして上杉家を活かす事かしか考えてない。

弟くんもそこがおかしいと突っ込んだのです。むしろ負けてもいいから闘うことが死んだ三成や謙信公に対する義なんじゃないかなと。弟くんは豊臣秀吉に可愛がられていましたからね……っていうか、兼継もすごく可愛がられていたんだけどな。その恩はケロリと忘れていますね。

たぶんね、脚本家や監督もこりゃいかんなと思ったんじゃないかな。兼続が本多親子の機嫌を直そうと熱弁をふるうシーンがあったんですけど、あきらかに今までの「義」や「愛」を大事にするというテーマをぶちこわしにするような内容でした。だからでしょうね、BGMがむやみやたらと荘厳な雰囲気に……逆にキツいですよ、それは。

なんでか知らないけど本多親子もすっかり兼続に感服してるし。そこは感心する所じゃないだろう。

そもそも何回か前に弟くんが「義だけでは飯は食えないのです」と言ったのを義や愛がどうのと説いたのは兼続じゃないか。この内股膏薬め!(「利家とまつ」でよく使われた貶し言葉)

というわけで、すごいもやもやが心に残ったのですけど、それから観たTBSの日曜劇場が面白過ぎたのでスッキリ!

十代の主張

2009-10-25 05:05:43 | Weblog
珍しく、高校時代の夢を観ました。もう8年以上も前になります。

高校三年の夏季講習。私はほとんど参加せずに、朝に家を出ればバスを途中下車してはマクドナルドに入って朝マックしながら本を読んだりしていました。そして図書館に行ったりゲーセンで遊んだり……うわあ、懐かしいなあ。どんどん思い出してくる。

別に不良でもなかったのですが、優等生というわけでもなく、なんとなく貴重な夏休みを勉強に浪費するのが厭だったのでしょうな。別に学校から家に連絡はありませんでした。夏休みだもんなあ。

でも、勿体無いという割には時間の使い方も雑ですよね。もっと大事に使えば良かったかな……いや、違うな。

よく「あの頃もっと勉強しておけば~」みたいな事をいう人がいますけど、その頃はやらなかったじゃなくて、できなかっんだと思うのです。やれたのならやっていたでしょう。

だから私は別に後悔もしてはいないし。高校卒業後に一度就職したけど、結局大学に入ってまた就職をしております。それでもまだ26歳だもんな。人生第一コーナー曲がったくらいですぜ。

そう考えると十代の頃っていうのは、遊んでも良いような気がしますな。

ほわちゃあ!!

2009-10-24 19:16:30 | Weblog
いつかは発売されると思っていたんです……だってガンダム無双が出たんですもの。

正直コレかドラゴンボール無双のどちらかと思っていましたけど……やはり出ました、北斗無双!!

北斗の拳のキャラが無双シリーズになっちゃった的な……面白そうなんだけど疑問が多々あります。

無双ということは、集団で襲ってくる敵をプレイヤーが倒していくのでしょうが、北斗の拳の魅力である秘孔やグロテスクな演出はどれくらいまで再現できるのでしょうか。

ケンシロウは当然パンチや蹴りで相手を爆発させるとして、シンやレイは手刀で相手を切り裂くわけですよ。まさか北斗も南斗も同じダメージ演出じゃないですよね!?

ストーリーモードとかどこまで行くんだろう。やっぱ最初だからラオウまでかな。ラオウなら天掌奔烈で飛び道具が出てもおかしくないなあ。ケンも天覇活殺があるか。字、当たっているかな?

ハート様は出して欲しいなあ。あとジュウザも……このシリーズが当たれば次回くらいにシュレンやヒューイも出てくるかもしれない。

ああ、でもこの手のゲームって想像している内が一番楽しいんですよねー。

デリケートすぎる問題

2009-10-23 19:05:19 | Weblog
国会開会式において岡田外相が「わざわざ国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」という天皇陛下のお言葉に意見するような発言をしたそうな。

外相的には政権交代を果たしたんだから特別なお言葉くらいあってもよかったのでは程度の軽い気持ちだったかもしれませんが、天皇肯定派には不遜ととられ否定派には陛下を政治に介入させよというのかと、どちらからも怒られるミラクル発言だと気づいているのでしょうか。

あの、話は少し変わりますけど小さなお菓子会社があるとします。味には自信があるけどまだ設立したばかりの新興企業、大手のようにCMも沢山は打てませんし値段もそれほど下げることができません。

さてどうすればこの小さな会社が台頭できるか……宮内庁御用達のお墨付きを得る事だと思います。宮内庁御用達というのは結構ややこしい決まりごとがあるのですが、どんなに売れっ子のタレントがCMに出ようとも「日本の象徴であられるお方も食べております」という売り文句にはかなわないと思います。

この売り文句が付くだけで格がグーンと上がります。二十代の私だって宮内庁御用達のお菓子と出されたら、なんとなく襟を正してしまいますし。より年輩の方ならその気持ちはさらに上かと存じます。

おまけに値段が高い程ありがたがられます。商売の基本は良いものをより安くなのですが、こういう品物は値段が張り希少な程価値があがってしまうのです。これであなたのお菓子会社も万々歳です……ただ一つ、難点があるのですけどね。

宮内庁御用達という制度は戦後廃止されてるんですよね。今もこの謳い文句で商売している企業は戦前に認められたのです。

話を戻しますが、ひょっとしたら岡田外相はなし崩し的にこのお墨付きが欲しかったのではないでしょうか。陛下が少しでも民主党を特別応援するような発言をなされていたら、民主党は宮内庁御用達の政党……もっと古い言い方をすれば錦の御旗を得た政党になります。となれば、その政策に反対する政党は自然に朝敵になります。

この錦の御旗は、時の権力者が喉から手が出る程欲しかったものです。現在では日本の象徴扱いの皇族ですが、その影響力は測り知れません。神話の時代から数えて二千七百年も続いている系譜。どんなに強い国でも伝統だけはおいそれと手に入りません。もう少し日本は自国を誇ってもいいと思うんだけどなあ。

ズッコケ中年三人組

2009-10-22 20:31:57 | Weblog
ブックオフに寄ったら「ズッコケ中年三人組」シリーズを発見。

小学生時分に学校の図書室に通っていた人なら大体しってるズッコケ三人組シリーズの続編です。彼らが40オーバーのおじさんになっています。

買って帰って読んでいるのですが、なんとも……シビアだなあ、那須先生。

ハチベエは実家の八百屋をコンビニにかえて店長に、ハカセは中学校の先生に、モーちゃんにいたっては働いていた会社が倒産してフリーターですよ。一番人の良いモーちゃんの境遇が良くない所にリアリティがあるなあ。

ハカセ以外は結婚して子供もいます。劇画オバQじゃないですけどもう三人とももう子どもじゃないんだな……な、という気分になっちゃいます。

三人組シリーズで一番思い出深いのが、三人が株式会社を立ち上げる話ですね。小学生の頃ってあまりお金を触らせてもらえないじゃないですか。それなのに三人組ときたらクラスのみんなから出資を募って会社を作っちゃう。そしてカップラーメンとかを売り歩くんですよ。

とてもわくわくしたのを覚えています。今、自分が経理の仕事に就いているのはこれを読んだからかもしれません。少なくとも影響は受けています。

中年三人組、今の所4冊まで出ています。今夜中に読み切れるかな。