年齢確認の嬉しさ

日曜日の午後。ぶらりと街へ顔を出した私は、新しく見つけたエロいＤＶＤや本を販売する店を見つけ、どれ最近のエロ事情はどうなっているのか好奇心を満たすために入店したのであります……小難しい言い方してみたけど、ただ単にエロイもの屋さんに行っただけですね。

そこで見つけたのは、けいおん！のパロディＡＶ。ビデオじゃなくてＤＶＤだけどいまだにＡＶって言葉が使われていますね。ＡＤＶＤじゃ言いづらいし……まあ、ＡＶのＶはＤＶＤのＶということで。

よし、買おうと商品をレジへと持って行った所予想もしなかった言葉が返ってきました。

「身分を確認できるものはございますか？」と。思わず目がテンに……これはつまり、私を未成年ではなかろうかと怪しんでいるというわけですね？

１０年前を思い出します。親のレンタルカードを使ってＡＶを借りようとしたあの日々。年を聞かれて「浪人生です」と押し切って手に入れたＡＶは、それはもう輝いていました。いつしか選挙権も手に入れて、それどころか気がつけば被選挙権まで持ってるじゃん。思えば遠くに来たもんだ。いや福岡から一歩も外に出てないんだけどね。

私はレジのおねーさんの顔をみながら考える。さてどうしたものか。社員証を出すのはさすがに恥ずかしい。中途半端に有名な所なので困る。

結局、内勤なので滅多に使わない免許証を提出。ＤＶＤ購入に成功したわけであります。

不思議なもので、数年前に同じ事を聞かれたら面倒くさいなあと思った年齢確認も、２５を過ぎると若く見られたと言う事でちょっと嬉しくなりますね。そんな日曜日でした。