打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

戦国学園を愛する貴方へ…… その2

2010-07-01 21:04:36 | Weblog
むかし、戦国学園のサイトを開くことがなかった時期がありました。

スランプといえばカッコいい言い方かもしれませんが、他の人達の文章に較べて自分の文章があまりにも稚拙に思えたのです。

比喩表現、文章の長さ、ボキャブラリーなど、みんな私よりうまく感じて、チャットどころではなくなってしまったのです。鬱というほど大袈裟でないですが、軽いショック状態になったのです。

当時の私は文末に(笑)をよくつけていました。ギャグキャラだったこともありますが、今考えてみれば文章力に自信がなかったのだと思います。

だから(笑)をつけて『ここ、笑うところですよー』と、周囲に知らせていたのです。今考えれば、別に悪いことではないのですが、私にはそれがとても恥ずかしかった。

そんな自己嫌悪もあったのか、戦国学園に行くのが嫌になってきたのです。では、どうしてそのコンプレックスが薄まったのか。

当時、私は大学生だったのですが、文学部の友人とした雑談で『どうすれば文章力が上がるか』という話題になったのです。

「ブログを毎日つけるか、好きな作家の小説を写し続けるといいよう」
「それって、手書きじゃなくてもいいのかい? パソコンのメモ帳とかでも」
「大丈夫だよう。毎日書き続けていると、その人の文体を自然と覚えられるんだよう」

そして開設されたのが、この『打倒!破廉恥学園』なのですよ。めちゃくちゃ後ろ向きな理由ではじまったのがこのブログなのです。

いつの間にやら、あれよあれよと言う間に5年近く続けてしまいました。5年近くもやってこの程度の文章かよと思われるかもしれませんが、継続は力なりといいます。

400字くらいだったら、文章のウマいヘタは関わらず、どんだけ興味のないネタでも、書ける自信があります。

なによりも、文章を書くことに対して怖いと思うことがなくなりました。書くネタはないけど、とりあえずキーを打ってみるかーって気分になります。こういう気持ちは結構大切だと思います。

そして、好きな小説を写しとるという練習法ですが、これは効果的です! といっても、去年の頭からはじめた練習なのですけどね。

5年前にやってみるといいようと言われたのに去年までやらなかった理由は、当然『めんどうくさい』からです。でも、図書館で面白い本を見つけたから、この人の文体を覚えてみようと、文章写しをはじめたのです。

最初は一日3ページくらいずつ、30分程かけてやっていたのですが、続けていると書き写すスピードと量が少しずつ増えていっているのが実感できるようになります。

そしてチャットに参加してみれば、おもしろいように自分の文章力が向上しているのがわかります。少なくとも昔とは段違いです。

ブログを書いたり、文章写しをやっていて気づいたことがあります。

それは、別に難しい文章や比喩表現は必要ないのです。チャットというのはコミュニケーションの一貫ですから、受け手がわかりやすい文章で書くのが一番なのだと分かりました。

こだわる人はこだわるのでしょうが、着ているものや容姿を表現する時は「みばえの良い」とか「賢そうな印象を与える」とか「意志の強そうな顔をした」とかで良いと思います。勝手に相手が想像してくれますから。

だから、文章力に自信がなくて、戦国学園に参加しづらいなあと思っている方は、気楽に参加してみたらいいと思うのです。

コメントを投稿