打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

キレルセカイ

2014-05-04 01:57:05 | Weblog
連休二日目に入り、早くも暇を持て余してしまった。「暴れん坊力士!松太郎」までの時間をどうやって潰そう。現在、午前2時になろうとしているけど変な時間に昼寝をしてしまったので、まったくもって眠たくなし!!

というわけで、打ち切り漫画について考えることにした。ほら、私は漫画が好きだからね。

打ち切り漫画というと、作者が構想していたエンディングに行き着く前に編集部から連載を終了させろと言われ、納得は出来ない終わり方をした漫画のことだ……と私は考えている。そういった漫画のラストページってよくあるのが「主人公のどアップ」や「メインキャラが見開き一杯にうつっている」や「いくぞ、おー!」的なものである。

たまにラスボスっぽいキャラに主人公が飛びかかって終わるケースもある(←「ギャグマンガ日和」でネタにされてからギャグにされやすいけどね)。勝敗は読者である貴方が決めてね!ということで。

いつも思うけど、百の打ち切り漫画あれば百の世界があるんだよな。そこには主人公やヒロイン、ライバル以外にも色々な人物がいたりして、人物だけじゃなく動物もいるわけである。作品が打ち切らえるということは、その世界の時間もピタっと止まってしまうことになる。これは作者が連載を終える前に亡くなってしまうケースも同じとする。

だから私はどう考えても打ち切りっぽい終わり方をした漫画を見つけてしまうと「嗚呼、この世界も止まってしまうのか」と考えてしまう。作者の頭の中ではその世界は続いているんだろうけど、それは表に出されなければ止まったも同じ。

私の好きな漫画「蒼天航路」にこんな言葉がある。

「すでにおらぬ者の言葉がほしいなら その人間をまるごと自分の中にぶちこみ 数多くの自問をすることだ 答えは無理に出す必要はない」

私はこの言葉がすごく好きだ。この言葉を見習ってこう考える。

「すでにおらぬ作品の続きがほしいなら その作品をまるごと自分の中にぶちこみ 数多くの思考をすることだ 答えは無理に出す必要はない」

その作品のコミックスなどを幾度も読み返して、自分だったらどう展開するかを考え続ける。それは作者の意向とはまったく違うかもしれないし、案外添ったものかもしれない。それはわからないけど、私の中ではこの作品の世界はそう続いている……と考えるようにしている。

そういった思考を剥き出しにして形にしたものが二次創作なのだろう。時間が止まった世界よりも、多少形が歪でも動いている世界の方がどれだけ良いものかわからない。

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