打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

ブック・ダウンロート

2010-10-25 20:10:25 | Weblog
私が中学生くらいの頃から「将来、本は紙じゃなくて、データーとして端末機で読むことができる」なんて話が出ていました。
「ということは、エロ本や人にみられたくない内容の本も、他人に気づかれることなく済むんだな」と喜んだものです。あと、かさばらないというのもメリットだと思いました。

ここ最近、ようやく「電子書籍」の話を巷でも聞くようになりました。しかし、あれですねえ。完璧に電子書籍オンリーなんてのは、無理でしょうね。

既得権益の問題があります。もし電子書籍に全部入れ替わってしまったら、今までそれで食べていた印刷所の人たちが困ります。路頭に迷います。

問屋さんが困ります。倉庫がすっからかんになってしまいます。

そして今はデジタルの世界ですから、漫画家が直接、出版社を介さずにデーターとして売る可能性も出てくるわけです。そうなってしまうと、出版社が困ります。

何よりも、作家たちが困ります。印税の問題です。印税というのは、印刷された冊数で勘定されます。基本的には10%くらいかな?

データーで売ると、実売数のお金しかもらえなくなるということになります。

すごい売れっ子ならいいかもしれませんけどねえ……売れない作家には死活問題になるような気がします。

でも時代の流れというのがありますからねえ。ゲームだってダウンロード配信で購入できるんだし。

……作家の印税が50%とかにはできないものでしょうかね。データーなら中間搾取がバッサリと斬り落とされるわけだし。

そうならないのが、日本という国なんでしょうけどね。今まで既得を得ていた人たちへの保証金だなんだのと余計な出費が増えるでしょうから。

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