十二月も半ばになりましたね。
この時期になると「一杯のかけそば」を思い出します。今の中高校生は知らないかな?
どんな話かはネットで調べたらすぐにわかるので割愛するとして、私が幼い頃にこの話が大ブームをおこしたのです。
母が言うには「一杯のかけそば」を私に聞かせた時になんと私は、
「かけそばって何? 食べたい!」
と、瞳を輝かせたそうです。感動よりも食い気を丸出しにした我が子を前に、母は何と思っただろうか。
ま、それで実際にかけそばを家で作って私に食べさせたらしいんです。そしたらこの食いしん坊は何を言ったと思いますか?
「年に一度の贅沢なのに、三人でかけそばを一つしか食べられないの? 本当?」
だったらしいです。うわームカつくガキだな。どうやらこの話は私の胸には届いていなかったらしいです。
今考えてみたら「一杯のかけそば」はちょっとお涙頂戴過ぎますよね。矛盾も多いし。大石内蔵助(一日遅れの忠臣蔵ネタ)。
たしか映画にもなっているはずです。でも、その時にはもう「一杯のかけそば」ブームも過ぎていましたよ。よくあんな短い話を映画にできたものだ。
後日、作者の悪評が噴出しまくった時には「世の中には左手で女の乳を揉みしだきながら、右手で感動的な話を書ける人種がいるんだなあ」と感心した私なのでした。
作家の資格は嘘つきであることなり。
この時期になると「一杯のかけそば」を思い出します。今の中高校生は知らないかな?
どんな話かはネットで調べたらすぐにわかるので割愛するとして、私が幼い頃にこの話が大ブームをおこしたのです。
母が言うには「一杯のかけそば」を私に聞かせた時になんと私は、
「かけそばって何? 食べたい!」
と、瞳を輝かせたそうです。感動よりも食い気を丸出しにした我が子を前に、母は何と思っただろうか。
ま、それで実際にかけそばを家で作って私に食べさせたらしいんです。そしたらこの食いしん坊は何を言ったと思いますか?
「年に一度の贅沢なのに、三人でかけそばを一つしか食べられないの? 本当?」
だったらしいです。うわームカつくガキだな。どうやらこの話は私の胸には届いていなかったらしいです。
今考えてみたら「一杯のかけそば」はちょっとお涙頂戴過ぎますよね。矛盾も多いし。大石内蔵助(一日遅れの忠臣蔵ネタ)。
たしか映画にもなっているはずです。でも、その時にはもう「一杯のかけそば」ブームも過ぎていましたよ。よくあんな短い話を映画にできたものだ。
後日、作者の悪評が噴出しまくった時には「世の中には左手で女の乳を揉みしだきながら、右手で感動的な話を書ける人種がいるんだなあ」と感心した私なのでした。
作家の資格は嘘つきであることなり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます