打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

初代原作の後半における作者のモーレツなポピィくん押しにビビる

2013-11-27 21:29:42 | Weblog
今日、本屋で「赤ずきんチャチャ」の新刊を購入しました。その名も「赤ずきんちゃちゃN」。Nは何の略なんだろう?

内容はチャチャたちが現代日本の東京に住み着くというもの。初代原作の後半期のノリが好きな人には楽しめる作品になっています。ぶっちゃけ新作はあまり魔法要素は必要ないというか……。日常漫画ですね。

私はどちらかというと、うらら学園時代の方が好きなのですが……だって後半は色々と雑な感じがして。いくらほっぺたにうずまきがあるからって「なると」はないだろう、なるとは。あと、万能キャラ平八・ポピィ・市松の出番が多すぎていまいち緊迫感がなくなっちゃったんですよね。まあ、緊迫感とかそういう作品じゃないのはわかるけど。ラスカル先生、まやちょん、お鈴ちゃんの出番が激減したのが残念だったな。

おそらく作者は後期ノリの方が好きなんだろうなという印象。冒険ものになっていたアニメ版の呪縛が解けたからでしょうか。とても伸び伸びと自由に描いていた感じがします。リーヤが幼児化したりバカボンのパパ的な口調になってしまったり。戦隊物ネタがふんだんに使われていましたね。でもエガオンの出番多すぎだったな。

あと、アニメ版ではチャチャとリーヤとしいねちゃんは三角関係みたいな感じになっていますけど、初代原作では割りと最初からチャチャとリーヤはラブラブで、しいねちゃんの入る余地はありませんよね。「タッチ」みたい。

それでもやっぱり復活というのは嬉しいもので、11年ぶりのチャチャたちは変わっておらず安心しています。たまにリメイクされると作者自体がキャラクターの特徴を忘れちゃってる時があるからね。

新作で気になるのは、まりんちゃんの出番がもう無さそうな所かな。できれば出番を……。あと、作者の妹さんのアトピーは治ったかな。