打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

地元を舞台にした時代小説を書こう

2013-11-23 21:48:13 | Weblog
ようやく北方謙三「林蔵の貌」の模写を終える。我ながらよくやったものだ。なんとなく文章力が向上した……ような気がする。小説の中でもかなりボリュームのある本だったが、成し遂げたのは一重に「ブログでやるって書いたのに頓挫したら恥ずかしいなー」という思い。

さてオリジナルの時代小説を書こうと決めたものの、題材を何にしようか考える。オーソドックスに行けば戦国時代か幕末だ。何しろファンが多い。そして時代小説を書くにあたっての教本にも「土地鑑のある場所を舞台に選ぼう」ということで福岡を舞台に。

戦国時代か幕末で福岡を舞台にする……というと、真っ先に出てくるのが福岡藩だ。福岡城付近(跡しか残ってないけど)は、赤坂・大名など武家屋敷が多くあったっぽい地名が残っている。

他県の人は福岡といえば博多というイメージがあるけど、福岡県人からしてみれば、福岡と博多はちょっと違う。福岡は武家の町で、博多は商人の町だったのだ。だから気風もかなり変わる。博多の方が方言が強く、微妙に気が荒い人が多い……気がする。あくまで私の感覚でだが。

話を戻す。戦国時代か幕末の福岡を舞台にして小説を書こうとしてみると、一つ引っかかるものが。戦国時代の福岡といえばやっぱり大友宗麟や黒田官兵衛や長政ということになる。でも新人が新人賞に送ろうとする題材にしては、かなりメジャーすぎる。特に黒田官兵衛などは来年の大河の主人公。これから雨後の筍のように関連本や題材にした小説が出てくるに違いない。

ということは、幕末を舞台にした方が良いのだが……(続)