チョコレートバカ一代

さっきテレビで、ウガンダ産高級チョコレートにこだわってウガンダに在住している日本人の特集をしていました。まあ、バラエティ番組なんですがね。

それにしてもあの情熱はすごい。その日本人が自分とそこまで年齢が変わらないから尊敬してしまいます。

だって全然儲かっていないんですよ。月収が８万円で工場（といってもあるのはカカオ焙煎機と石臼くらい）の家賃が2万円。さらに従業員にはウガンダの平均月収の倍の給料を払っているのです。

その高級チョコレートなんですが、本当に高級なのです。日本円にして１１００円くらい。ウガンダの人の平均月収が４０００円くらいだから、そりゃなかなか一般人には手が出ませんよ。私たちの感覚でいえば４万から５万円くらいするチョコレートですよ。

さらにここまでの道のりも決して順風満帆ではなく、二度も詐欺にあってお金をだまし取られたこともあるそうです。私だったら一度騙された時点でもう二度とウガンダには行かないな。この人はそれにもめげずにウガンダ産カカオ豆の魅力にひかれて、ここまでやってきたわけです。

変わり者だなあと思ったけど、事業を成功させたり何かでかいことをやるのは、こんなタイプの人なんだろうなと思ったり。