打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

攘夷の朝

2010-09-30 03:07:03 | Weblog
帰宅中のこと。街に大勢の警官がうろついていたので、何事かと思ったら役所近くで大騒ぎが起こったらしいですね。

なんでも右翼の街宣車十数台も集まって、中国からの観光客が乗ったバスの親交を妨げたとか。

先日は、大使館前で抗議デモが行われていたようだし(近くに住んでいるのでとてもうるさかったです)尖閣諸島問題は非常に根深いものになっています。

そもそもですね、福岡は日本以外のアジア系外国人が、すんごく多いのです。交通機関案内にはだいたい中国語かハングル語が付記されていたりします。

そして街を歩けば、大抵は彼らの集団に出くわします。大声で話ながら街中を歩いています。あと不思議なもので、外見や服装で日本人じゃないのも、なんとなくわかります。

いやー。幕末の攘夷運動もこんな感じだったんでしょうかね。政府が弱腰だから民衆の中から過激な行動に起こすものが出てくる……。

意見はそれぞれだけど、私はそれほど悪い話でもないと思うのです。日本が、少なくとも日本人にはこれほど怒っている人がいるのだぞというアピールになります。

私が中国の観光客だったら、今の日本は怖くて行く気になれないですよ。だって仮想敵国でしょう? それと同じように、日本人の私は今、中国に行く気にはとうていなれませんけどね。

今回、観光に来た人たちは少しでもそういう怖い目にあう可能性を考えていたのでしょうか。あまりにも……大胆すぎる。

困ったことに、船長を釈放した問題がきっかけで、日本は中国からだけではなくロシアあたりからも舐められはじめました。こういうのは男の世界と一緒で『弱い』と思われたらおしまいなんですよね。

舐められているんですよ。前々から舐められているけど、今回のは決定的です。別に過激な意見ではないとも思うんですけど、ちゃんと武装した方がいいんじゃないのかな。尖閣がとられたら次は沖縄。そして九州だ。

動けるうちに動き、考えられるうちに考えるのが大事と思うんですけどね。