打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

気がつけば15年

2008-11-30 14:57:27 | Weblog
月刊マガジンの「龍狼伝」がいつの間にか15年くらい連載している。

これ、最初の頃はすごく面白かったんだよなあ。この作品を知ったのが、ちょうど三国志を知った頃なので、ものすごくはまっておりました。

主人公・志狼くんとヒロインのますみちゃんが中国への修学旅行の途中で三国時代の中国にタイムスリップしてしまう。二人は劉備玄徳の庇護下におかれるが、ますみちゃんが、野心を持つ男・仲達の手によって曹操の元に攫われてしまう。仙人に修行をつけてもらい強くなった志狼くんはますみちゃんを取り戻すために奮闘するのだ……

ってのがあらすじなんですけど、どんどんグダグダになっていくのですよ。

赤壁の戦い以降はもう……ずーっと同じことの繰り返しですよ。

一番萎えちゃったのは、オリジナルキャラが多すぎです。物語の最初の頃は三国志ファンの志狼くんが自分が三国時代に来てしまった事で起こった歴史の食い違いをなんとかして戻そうと頑張るのですが、スーパー格闘漫画になっちゃって強さのインフレが起こりまくって、既存の三国時代の猛将たちが、主人公と同じくらいの強さを持つ、仲達の部下のかませみたいになってることなのですよ。

「○○(腕力など)なら××(張飛など)に匹敵するっ!」

みたいな台詞を割と見るのですよ。そんなのが下っ端なんだから、そいつの上の奴とか、もう志狼くん以外戦えないじゃん。

三国志最強の呂布を弱いという呂布の弟(オリジナルキャラ)とか、すごいガッカリしたなあ。

うう、作者さんは三国志に対して思い入れが少ないのかしらん。でも、たまに描いてくれるお色気シーンは大好きです。がんばってください!