打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

パクリの問題

2007-12-23 16:36:14 | Weblog
ある少年誌のマンガが別の雑誌のマンガをトレースして大揉めになっているそうです。

検証サイトを私も見ましたが、むしろオリジナル作品を描くよりこっちの方がめんどうくさいんじゃないかなあと思うほど見事にトレースされていました。

まぁ「サルでもかけるマンガ教室」でも身体がうまくかけないという相原に対して竹熊が既存のマンガを見せて

「見て描きゃいいんだよ、見て!ほら!!」

というくだりがあるのである程度は許されるような気がしますが、これはひどい。
作品の八割は何かしらトレースの疑惑が絡んでいるようですぜ。

最近は読者の目も肥えて露骨にパクるとすぐに足がつくから漫画家さんも大変だ。

だからかわかりませんけど、最近はパクリではなくパロディを多く用いるマンガが商業誌でも多いですよね。前まで同人誌くらいでしか見なかったパロディを堂々と商業でやっている。パクリとパロディの違いは

元ネタがばれるとまずいのがパクリ

元ネタがわかってもらわないと面白さが100%でないのがパロディ

ですよね。あと最近のマンガはアイデアを沸かすにしても同じマンガからアイデアをとってきますよね。

藤子不二雄Aの「まんが道」では主人公の満賀はよく映画を見てインスピレーションを沸かして作品を描いていました。昔の漫画家さんは映画とかの別ジャンルからアイデアをとってきてます。

そこの違いなんでしょうかねえ。最近のマンガは絵とかに関しては水準が高くなってきますが、ストーリーとかが追い付いてない気がします。