高浜虚子 「五百五十句」第8回 昭和十二年に月
客ありて梅の軒端のきばの茶の煙
二月七日 武蔵野探勝会。相州下曾我梅林。加来金升邸。
御霊屋おたまやに枝垂梅しだれうめあり君知るや
二月十九日 家庭俳句会。芝公園蓮池。
かりそめの情は仇あだよ春寒し
二月二十一日 発行所例会。丸ビル集会室。
客ありて梅の軒端のきばの茶の煙
二月七日 武蔵野探勝会。相州下曾我梅林。加来金升邸。
御霊屋おたまやに枝垂梅しだれうめあり君知るや
二月十九日 家庭俳句会。芝公園蓮池。
かりそめの情は仇あだよ春寒し
二月二十一日 発行所例会。丸ビル集会室。
この年 芸術院会員となった
連日の句会に多忙な虚子の姿が伺える(丈士)