茅の輪にはたしかに空気膜ありぬ 石田よし宏
知の輪を潜る瞬間
たしかに時空が静止して
自身が特別な空間に存在したかのような錯覚になる
作者はこの瞬間を「空気膜」と捉えたのだ
作者は私の所属する地元の結社の創設者
存命中に教えをうけられなかったが
その仲間と楽しく俳句を楽しんでいる
(小林たけし)
【名越の祓】 なごしのはらえ(・・ハラヘ)
◇「夏越の祓」(なごしのはらえ) ◇「夏越」 ◇「大祓」(おおはらえ) ◇「御祓」(みそぎ) ◇「形代」(かたしろ) ◇「夏祓」(なつはらえ) ◇「川祓」 ◇「夕祓」 ◇「祓川」(はらえがわ) ◇「川社」(かわやしろ) ◇「禊川」(みそぎがわ) ◇「茅の輪」(ちのわ) ◇「茅の輪潜り」(ちのわくぐり)
例句 作者
あきらかに茅の輪くぐりし前と後 齊藤美規
まつすぐに汐風とほる茅の輪かな 名取里美
ミルク飲人形茅の輪くぐりけり 寺村悦江
潜りたる茅の輪に水の匂ひせり 伊藤政美
胎の子に手を添え茅の輪潜りけり 伊勢鏡一郎
茅の輪くぐる爆裂髪の少年も 島田星花
あきらかに茅の輪くぐりし前と後 齊藤美規
まつすぐに汐風とほる茅の輪かな 名取里美
ミルク飲人形茅の輪くぐりけり 寺村悦江
潜りたる茅の輪に水の匂ひせり 伊藤政美
胎の子に手を添え茅の輪潜りけり 伊勢鏡一郎
茅の輪くぐる爆裂髪の少年も 島田星花