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忘年会第二弾

2019年12月18日 | サイゴン生活

 

 忘年会第二弾

 左は名古屋で人材派遣業をしているTさん(39歳)。この方の経歴を聞いたら、まさに波乱万丈の人生だった。

 父親の家業を継いで人材派遣業をしているんですが、その人材は、ブラジル(サンパウロ)の日系人とアフリカの(アンゴラ)からの人材です。

 人材派遣の仕事で大切なのは、日本の入管で「ビザ」が取れるかどうか。というより、ビザが取れやすいかどうかなんだそうです。

 ブラジル人の若者の中には日系人の両親がいる人がいるので、日本の入管も「この人物はある程度は信頼できるかもしれない。かたや、ベトナムや中国のように、信頼性に疑問がある国の人より、何か問題が発生した時に対処しやすい」という理由で、ブラジル人のビザは比較的容易に許可される。

 Tさんいわく、一方

「ベトナム人は、ブラジル人と違って、日本で不法就労したり、失踪したりして犯罪を犯している人達もたくさんいる。だから、日本の入管はベトナム人に対してビザの審査を厳密に行っています。」

 ですからとジェスチャーを作って、Tさんが「ベトナム人の実習生を入国させるのに、これくらいの厚さの書類を作って入管に提出しなければなりません」

 

 そのジェスチャーで示された「書類の厚さは、一人あたり五センチぐらい」

 それを聞いて人材派遣業も大変だと思いました。

 でも、Tさんは、それを本業にして生計を立てているわけですから、大変といってもそれは当たり前です。

 

 

 その右は、その会社の従業員、兼現地で派遣業をしているNさん

 

 

 

 

 

 下は部屋飲みしている地ビール

 

 

 これまた部屋飲みしている地ビール

 

 

 それから、Tさんの「アンゴラ」話は強烈だった。

 皆さん、アンゴラって聞いたことがありますか。

 私は初めて聞きました。

 Tさんに「アンゴラってどこにあるんですか」と聞くと、

 「アフリカの南部にあって、南アフリカの北西部あたり」

 

 と言われてもさっぱりわかりません。

 そのアンゴラにはどうやって行くんですかと聞くと、

 名古屋から、エミレーツでドバイに行き、そこで乗り換えて、アンゴラへ行くんだそうです。

 何んともすごい人生を送っている人がいるんだ。

 そのアンゴラの人達の中から日本で働きたい人を探して、日本に送るんだそうです。

 はあ~~~~~何んともすごい仕事

 

 


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