takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

私の就活・その2【ウズベキスタン】

2017年07月17日 | 福岡

  前回、【私の就活・その1ブルガリア】では、書類選考で不合格になった話をしました。

 2012年冬、気を取り直して、日本語教師求人を検索していたら、ウズベキスタンのTashkent国立東洋学大学が日本語教師を募集しているのを見つけました。これは、過去の求人だったのですが、その後再度募集しているかもしれないと思い、必要書類を担当者Malika先生に送付しました。

 しかし、メール送付後2週間経過しても返事がありませんでした。今回も不合格だったとあきらめ、それからは、興味があったタイや中国等の大学の求人情報を収集していました。

 そして、年が明けた2013年、日本にいた当時、会員になっていたNPО法人の会長が、1990年から数年間、ホーチミンで日本語教師をしていたことを知り、その会長に連絡を取りました。

 その会長は、「かつて勤めていたV大学なら紹介することはできます。でも、よく考えたほうがいいですよ。現地で孤立するんじゃないかと心配してます」とおっしゃいました。

 私は、ベトナムには下見にも観光旅行にも行ったことがないので、情報が全くありません。どんな生活が待ち受けているのかさっぱりわかりませんでした。

 しかし、職場には既に「退職願」を提出して受理されたので、もう後戻りはできません。その会長に「宜しくお願いします」と返事してホーチミン行きを決めました。

 ホーチミン行きが決まった後に、Tashkent国立東洋学大学Malika先生からメールが届き、「すみません。大学の休みで長期間田舎に帰っていました。メールを見ました。採用しますので来てください」との返事でした。しかし、ホーチミン行きを決めた後だったので、事情を話して丁寧に断りました。

 ウズベキスタンは、乾燥が激しく寒暖差の大きい大陸性気候です。私は、血行が悪く、冬には手先、足先がしびれて辛い思いをしていました。今にしてみれば、ウズベキスタンに行かなくて本当に良かったと思っています。

 以下は、ウズベキスタンの大学の求人案内です。

        [タシケント国立東洋学大学]

タイトル  海外でのボランティア

投稿者  Malika

登録日  2008年5月21日16時24分

 日本語教師募集

 タシケントウズベキスタンの首都。ウズベキスタン北東部、シルダリア川の支流であるチルチク川の流域に位置する歴史的なオアシス都市人口は200万人で、中央アジア最大の都市である。   

 Tashkent国立東洋学大学では日本語教師(日本語を母語とする者)を募集しています。

 

 就業期間  2008年8月25日~2009年7月2日

 休暇    2009年7月3日~2010年8月24日

 授業数   1週間に8-9時限 (1時限は80分)

 月給    70ドルくらい (1カ月の生活費 約200~300ドル

 住居    大学の寮を無料提供 (参考:民間のアパート代月150ドルくらい)

旅費      往復の飛行機運賃は自己負担

         ビザ保証は大学がしますが、居住登録については200ドル必要です。

 メリット   ロシア語とウズベク語の授業が無料で受講できます。

        中央アジアの文化に触れることができます。

仕事の内容 日本語の授業 「テスト作成」 「カリキュラム・シラバス作成」

       現地教師サポート 現地教師とチームワークで働く

       日本語での学年論文、卒業論文指導

       日本語講座会議 学年打ち合わせ会議の参加

       日本語講座の業務分担 大学行事に参加

望む条件

「日本語教師養成コース修了者、外国人に日本語を教えた経験者が望ましいが、何よりも日本語教師の仕事に熱意のある人。

連絡先     電話   998-71-233-79-66

        ファックス998-71- 220-65-65

        メール    japdepuz@yahoo.com

以上のような条件になっており、はっきりいって経済的にはすべて持ち出しですが、日本語教育の海外でのとてもよい実践が行えます。日本では経験できないことができるでしょう。

 なお、授業時間数、担当学年希望などご相談に応じます

2008年5月15日

     タシケント国立東洋学大学日本語講座主任

                   イブラギモワ マリカ

 


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