takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

「日本留学フェア」

2013年05月25日 | サイゴン生活

 2013年は、日本とベトナムが外交関係を樹立して40年(1973年~2013年)になります。日本とベトナムの両政府は今年を「日越友好年」として様々な行事を行っています。2012年にはベトナムから日本へ2万3千人の留学生や研修生が日本で勉強や仕事をしています。

 このようななか、日本学生支援機構とベトナム教育訓練省が主催する「日本留学フェア」が5月25日にホーチミン市で、26日にハノイで開催されます。このフェアでは、日本留学の説明と日本政府奨学金の説明がありました。今日のホーチミン会場では、日本の大学64校と日本語学校等85校の合計149校が参加しました。会場にはベトナムの高校生、大学生、社会人など大勢の人が詰め掛けて、日本への関心の高さを感じました。私が日本語を教えているTさんも会場に来ました。Tさんは日本への留学を希望しているものの、世界一物価が高い日本の大都市での生活に不安を抱いています。成績が特にいい学生は奨学金をもらえるのですが、人数に限りがあるのでアルバイトと勉強を両立できるかどうか心配しています。

 


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日本語を勉強している68歳の女性

2013年05月25日 | サイゴン生活

 日本語を勉強しているのは若い人だけではありません。Tさんの友達のHさんは68歳の女性で、既に日本語能力試験N2に合格しています。私が今までに知り合った中で、難関のN2に合格している人はこのHさんだけです。Hさんはさらに最難関のN1をめざして勉強しています。N1の読解の練習問題を解いていて「教えてください」と言われたのが、・・「古都の佇まい」・・・。

 「わかりやすい日本語にすると何ですか」。佇まいという漢字さえ通常使いませんので即座に答えることができませんでした。正直に「わかりません」と言って、来週会う時までに調べてお答えしますと言って別れました。それにしてもN1は難しい。

 

 


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憧れの日本企業に採用が決まる

2013年05月25日 | サイゴン生活

 私たちが日本語を勉強している大学では自習室を社会人にも開放しています。自習室といっても日本の図書館にあるような部屋ではなく、大学の渡り廊下に机と椅子だけが並べてあるところです。吹きっさらしなので、風通しがよくて昼でも涼しくて快適ではあるのですが、突然の横殴りの雷雨のときには、机がびしょびしょになるのでみんな避難します。雷雨が止むと机を拭いて勉強を再開します。

 Tさんの友達にDさんという社会人がいます。日本企業への就職を夢見て、数年間こつこつと日本語を勉強し、先日ついにサイゴンにある日系人材派遣会社A社(A社ではサイゴンに進出している約500の日系企業に、日本語を話せるベトナム人を派遣しています)に採用が決まったとのことで、周りの皆も「おめでとう」と喜んでいます。Dさんは来週の月曜日が初出勤の日ということで、喜びが大きいものの「不安な気持ちです」と言っています。簡単に自己紹介するように社長に言われているそうです。

 「自己紹介のあいさつを教えてください」とのお願いがありました。まず、朝のあいさつをして、簡単に趣味などを話し、その上でこの会社で一生懸命に働きたいということを話せばいいのではとアドバイスしました。Dさんはあいさつ文をメモにして、私たちの前で繰り返し練習しました。そして「これで安心しました。家でも何度も練習します。本当にありがとうございました」と言って帰って行きました。

 


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「ベトナム人ですか?」と声をかけられる

2013年05月25日 | サイゴン生活

 大学でベトナム人のTさんに日本語を教えていると、そこを日本人(関西大学の男女2人の職員)が通りかかりました。私たちが開いている日本語の教科書を見て、私に「日本語を勉強しているのですか。」「日本語は難しいですか?」と声をかけていただきました。

 話を聞くと、25日にホーチミン市国際展示場で、「日本留学フェア」が開催されるので、関西大学をPRするために今しがたサイゴンに着いたとのこと。

 先日は台湾人に間違えられた話をしましたが、今度はとうとう現地ベトナム人に見られました。たしかに顔を見るとだんだん真っ黒になってくるし・・・・。

 Tさんおすすめの屋台に連れて行ってもらいました。バイクの荷台に調理道具一式を乗せて移動販売しています。白く見えるのはライスペーパー、手前がうずらの卵。練炭で炭火焼きします。

 ひき肉、ニンジン、小葱などに上にうずらの卵を2個乗せてくれます。

 炭火焼きをしているので香ばしい香りがして食欲をそそります。7,000ドン(34円)

 

 

 


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