2013年は、日本とベトナムが外交関係を樹立して40年(1973年~2013年)になります。日本とベトナムの両政府は今年を「日越友好年」として様々な行事を行っています。2012年にはベトナムから日本へ2万3千人の留学生や研修生が日本で勉強や仕事をしています。
このようななか、日本学生支援機構とベトナム教育訓練省が主催する「日本留学フェア」が5月25日にホーチミン市で、26日にハノイで開催されます。このフェアでは、日本留学の説明と日本政府奨学金の説明がありました。今日のホーチミン会場では、日本の大学64校と日本語学校等85校の合計149校が参加しました。会場にはベトナムの高校生、大学生、社会人など大勢の人が詰め掛けて、日本への関心の高さを感じました。私が日本語を教えているTさんも会場に来ました。Tさんは日本への留学を希望しているものの、世界一物価が高い日本の大都市での生活に不安を抱いています。成績が特にいい学生は奨学金をもらえるのですが、人数に限りがあるのでアルバイトと勉強を両立できるかどうか心配しています。