昨日の授業は、「みんなの日本語」第12課の練習C
A:きのう 初めて おすしを食べました。
B:どうでしたか。
A:とても おいしかったです。
この会話練習をしたあと、クラスの生徒40人に聞きました。「おすしを食べたことがありますか。食べたことがある人は手をあげてください。」
すると3人の手があがりましたので順番に聞いていきました。「どうでしたか。」
最初の2人は教科書の例文どおり「おいしかったです」と答えましたが、3人目の生徒は正直に「おいしくなかったです。」と答えました。それを聞いた他の生徒が笑い出し教室が盛り上がりました。ということは「おいしかったです。」と答えた生徒も本当はまずくて食べられなかったのだろうと。
ここでは水道水も飲用できません。衛生状況が日本とはまるで違うわけですから、生ものを食べるなんて想像もできないと思います。そんな中、すしを食べた3人の生徒はほんとうに勇気がある・・・・と思う。