慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

思考法6(「身体論」「言語ゲーム」)

2020年12月13日 | 哲学
🌸思考法(「身体論」「言語ゲーム」)

⛳思考法「身体論」
 ☆現代フランスの哲学者メルロ=ポンテイの説
 ☆身体を対象物と知覚との媒介としてとらえる
 *私たちが物を見たり、触ったりして知覚するのは、常に身体を通す
 *身体こそが私たちの世界、そして心を形づくっている
 ☆身体は単なる機械ではなくて、世界と私とをつなぐ唯一の手段
 ☆人が世界に存在する物の各々の差異を認識するのは、身体が媒介してる
 *世界と自分をつなぐ媒介物として「身体」が再定義される
 ☆身体は、他者と共感するための共通のインターフェイスとしての
 *〈肉〉へと深化する
 ☆世界はすべて一体の何かからできておりつながっていると考える
 *その「一体の何か」が〈肉〉
 ☆世界の全ては一つの同じもの〈肉〉を別の形で表現しているもの

🐬「身体論」のビジネス思考への応用
 ☆メルロ=ポンテイの身体論のポイント
 *身体は自分の意識と外の世界をつなぐインターフエイス
 *私たちが普段考える内容と正反対の発想です
 *意識があり、それが身体を支配しているという発想
 *即ち、意識は身体次第です
 ☆180度発想を転換することができれば
 *物事は違って見えてくる
 ☆ビジネスにおいても、身体を主に考える企画や商品
 *頭を主に考えるものの脇に追いやられている
 *そこを見直すことで、従来とは異なる発想が可能になる

⛳思考法の「言語ゲーム」
 ☆オーストリア出身の哲学者ルードヴィビ・ウィトダンシュタインの説
 ☆私たちは日常生活で言語を交わし意味を解釈するゲームを行っている
 *ゲームのルールは、場所や状況によって決まる
 (言語活動は、生活の各場面によって決定されてくる)
 *言語に関するルールは決して一つではない
 ☆ルールは、その場の人たちに共有されたもの
 *そのルールが明示されてないので、ルール把握に洞察力が必要
 *どのような言葉が飛び交い、求めらているのか見つけることが重要

🐬「言語ゲーム」ビジネスへの応用
 ☆言語ゲームのポイント
 *言葉を文脈というルールのもとにおけるキャッチボールとらえる
 *文脈をその都度正確に把握しつつ、適切な言葉を投げかける
 *その応酬こそが適切なコミュニケーションです
 *言葉に関する思考法である
 ☆文脈をいかにとらえるかがすべてです
 *同じ言葉でも、文脈一つでまったく意味が変わってくる
 *そこを意識して思考できるかどうか
 *この部分を鍛えるには、まず多くの文脈を知る必要がある
 ☆ビジネスでは、特に会議や交渉の際に、こうした態度が求められる
 *周囲の状況や、話に加わっている人の様子に敏感になる
 *予め情報がないこともあり、会話の中でそれを見抜くことが必要
 ☆「コミュニケーション」では、自分が話すことばかり考えていないで
 *相手の言葉にしっかりと耳を傾け、表情をよく見ることが大事
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』








思考法6(「身体論」「言語ゲーム」)
(ネットより画像引用)
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『玉勝間(がつま)』18(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月13日 | 文学
🌸『玉勝間』18(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆外来文化を取り入れながらも揺るがぬ「古来」            
 ☆中国から輸入した思想「漢心」に「大和心」の規定を試みた国学者
 ☆著者、本居宣長

⛳『玉勝間』著者本居宣長のプロフィール
 ☆本居宣長国学の祖・契沖を研究
 *「日本」を「日本」たらしめているものについて思索を深めた
 ☆本居宣長三重県松阪市の商人の家に生まれた
 *京都で医学を学び町医者となる
 ☆宣長『古事記』『先代旧事本紀』等の古代日本の歴史書に出会う
 *その世界にのめり込み国学の道を志す
 ☆宣長は、日本の学問や思想の多くが、中国から渡ってきたもの
 *日本の文化は「漢心」なるものを多く取り入れ
 *それらの基礎の上に築かれてきたものであることを見つた
 ☆宣長は、その「漢心」を取り入れながら
 *それのみに惑わされることなく
 *「古の心」つまり「大和心」を明らかにし「日本」の道を考えた

⛳『玉勝間』の概要
 ☆本書は、宣長が書き連ねてきた文章をとりまとめあた随筆集です
 ☆全15巻(目次1巻、本文14巻)の随筆集として発刊された
 *宣長、全てを書き終える前に寿命が尽きてしまった
 ☆「玉がつま」(玉勝間)
 *「玉=美しい」「かつま=細かく編まれたカゴ」
 ☆第1巻は、次のような巻頭の歌から始まる
 *言葉が思いがけずに溜まったので
 *野に遊ぶように美しいカゴに摘みとって
 *思いを伝えよう、と歌い上げる
 ☆老境に至った宣長、宣長の「国学」の集大成
 *かねてより書き連ねてきた文章の数々を集め
 *推敲を重ねて編み上げたという随筆集

⛳『玉勝間』での訴求点
 ☆学問的見識の広さや級密さをベースにして
 *学問の閉鎖性への批判や教師との向き合い方
 *人間の欲望について等、筆の及ぶ範囲は多岐にわたる
 ☆宣長は、「大和心とは何か」を「漢心」から浮き彫りにした
 *彼の思想を知れば、日本のナショナリズムを理解する一助となる
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『玉勝間(がつま)』18(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争

2020年12月13日 | 企業
🌸官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争

 ☆携帯料金、官邸と大手の攻防に迫った1冊
 ☆菅義偉内閣が求める携帯電話料金の値下げ問題
 *ソフトバンクが5千円以下の新プラン創設を検討する
 *携帯各社による対応が大詰めを迎えている
 ☆菅首相は、官房長官時代の平成30年
 *「日本の携帯料金は4割程度下げる余地がある」と発言
 *値下げ競争の促進策を主導
 ☆国内シェアの9割を占める大手3社が値下げに消極的

⛳官邸と携帯大手が繰り広げた激しい攻防の裏側
 ☆菅政権の次の一手を読むうえでも、示唆に富む本書
 ☆新型コロナウイルスの感染拡大で多くの産業が業績を悪化している
 ☆NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社
 *販売面で大きな打撃を受けたが
 *既に保有する数千万の顧客からの月額収入で支えられている
 *その為、好業績を維持しているといった特殊な産業
 ☆携帯電話、契約数が1億8000万を超えた
 *携帯料金の高さへの批判は後を絶たない
 ☆菅首相が執念を燃やす携帯料金の大幅値下げ
 *待ったなしの状況にあることなどに触れてる
 ☆携帯電話市場の課題などを浮き彫りにしている

⛳携帯業界での問題点楽天や格安スマホ各社)
 ☆多くのチャレンジャーが大手3社に挑むもあえなく敗退
 ☆行き過ぎた端末価格の割引合戦で札束が乱れ飛び
 *「0円端末」や「他社からの乗り換え時のキャッシュバック」
 *ゆがんでしまった市場の是正に、総務省が10年以上費やした
 ☆携帯業界での問題点
 *米アップルと携帯電話大手との間で結ばれた「不平等条約」
 *通信料金と端末代金の分離義務付けや2年縛り契約
 *解約金引き下げで、端末の販売台数が減り携帯ショップの経営が悪化
 *新型コロナの影響で来店者が6割減となる

⛳「三社体制」という呪縛
 ☆規制を強化すれば、競争が停滞するのがこの業界の最大の問題
 ☆課題はむしろ、端末価格を抑えたことで生まれる余剰資金
 ☆携帯料金の引き下げにつなげる競争政策上の仕組みがない
 *余剰資金が、「スマホ決済」のような分野に流れている
 *ことなどに本書は懸念を示している

⛳官邸と携帯大手の約1000日にわたる攻防
 ☆NTTドコモが、電気通信事業法改正前に料金プランを一新した
 *普通の産業なら官邸に言われるまでもなく、プランを変更している
 *携帯業界が官製市場を脱していない証拠である
 ☆菅首相誕生を機に、本格化した値下げ論議
 *顧客優先という当たり前のビジネスに転換できないなら業界
 *国内では平穏無事でも、国際競争には絶対勝てない
 
今後主流とみられる5G分野
 ☆日本は米中韓に大きく後れを取っています
 ☆日本は、他の国々から1年遅れで5Gが始まる
 ☆どんどん差を付けられている

携帯業界はナッシュ均衡状態
 ☆他のプレーヤーの戦略を所与すると
 *どのプレーヤーも自分の戦略を変更することで
 *高い利得を得ることができない戦略の組み合わせ
 ☆ ナッシュ均衡の下では
 *どのプレーヤーも戦略を変更する誘因を持たない
 ☆ナッシュ均衡は必ずしもパレート効率的ではない
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、
『産経WEST(官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争)
 中田敦彦ユーチューブ大学』










官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争
(ネットより画像引用)
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野田聖子首相へ思欲露わ

2020年12月13日 | 政治
🌸二階幹事長背に稲田朋美や小渕優子らを抜き

 ☆不妊治療の保険適用拡大が菅政権の目玉政策になる
 ☆野田聖子、実際不妊治療を実施し、自らを”不死鳥”と呼ぶ

野田聖子、党の代表としてテレビに出演
 ☆安倍政権では役職から干され無役を続けた野田氏
 ☆いま急速に存在感を高めている
 ☆野田氏を取り巻く環境は、菅政権の誕生で一変した
 *幹事長代理に抜擢された
 *テレビの討論番組などで引っ張りだこだ
 ☆党内では、総裁候補がいない二階派の力を借りて
 *悲願を達成するのではないかとの見方も出てきた
 ☆野田氏の存在感が増したのは
 *不妊治療への医療保険適用拡大、菅政権の目玉政策となったから
 ☆彼女は、親しい議員に
 *「”不死鳥″って私のことじゃない?」と驕りも見え始めた

⛳浜田靖一氏ら「腹心」も離れて
 ☆安倍政権では総務会長時代
 *安倍氏が進めた安全保障関連法を批判
 *党内で「登用した安倍氏への恩を仇で返した」などと糾弾された
 ☆野田氏は先の総裁選に出馬しなかった理由
 *出馬に必要な20人の推薦人を集められず最終的に断念している
 ☆野田氏の推薦人が増えない理由
 *野田氏には、金融庁への圧力問題が取り沙汰されたことがあった
 *野田氏は、無派閥の浜田元防衛相と小此木国家公安委員長らと
 *総裁選を見据えた勉強会を重ねたが支持者は増えなかった
 ☆野田氏、郵政など総務行政は強い
 *外交・安全保障や財政など国の根幹政策は曖味にしてしまう
 ☆浜田氏も小此木氏も勉強会を欠席するようになった
 *今回の総裁選で浜田氏は菅陣営の推薦人代表
 *小此木氏は選対本部長を務め野田離れを鮮明にした

二階派入りで総裁選への道を
 ☆野田氏の歯に衣着せぬ物言いは、国民受けはよいが党内の軋礫を生む
 ☆現在、味方はまだ少ないが、女性議員では稲田氏や小渕氏らをリードする
 ☆野田氏は今回の総裁選で幹事長室を訪ね
 *二階派から推薦人を貸してほしい二階氏に直談判した
 *二階氏は了承せず「席だけは用意してやる」と答えたという
 (それが幹事長代理のポストだった)
 *この人事で押し出されたのが前任の稲田氏だ
 ☆今後の活躍次第では野田氏が二階派入りする可能性もある
 ☆来年の総裁選は菅首相の再選が濃厚
 *野田氏のチャンスは次々回の4年後になるだろう
 ☆都知事を投げ出してでも自民党に戻りたいといわれる小池都知事
 *彼女の動向を気にする
 ☆最大のライバルとなるのは竹下派の小渕優子氏
 *同派には加藤勝信官房長官や茂木敏充外相がいる
 *「小渕氏を将来の総裁候補へ」で派内は一致している
 ☆今や二階氏にべったりの野田氏
 *首相への距離を縮めているが、政界は何があるか分からない
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THEMIS12月号』


野田聖子首相へ思欲露わ
(『THEMIS12月号』記事より画像引用)
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