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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

哲学の歴史(中世&近代)2

2020年12月05日 | 哲学
🌸中世の哲学

中世入るとキリスト教が幅ををきかせる
 ☆哲学の役割は、キリスト教と哲学を融合させるに重点がおかれる
 ☆中世での2人の重要な哲学者
 *アウグステイメスとトマス・アクイナス

⛳アウグステイメスは
 ☆プラトンの二元論的世界観
 *世界は、理想と現実の2つに分かれるという考え
 ☆宗教も哲学(真理を追究する)同じ目的を持った営みであるとした

⛳トマス・アクイナスは
 ☆アリストテレスの目的論的世界観
 *現実の中にある可能性が、目的に向かって成長していくという考え
 ☆キリスト教の世界に援用した

⛳中世での宗教と哲学の立場
 ☆当時は、神を信じる宗教に対して
 *哲学は別の真理を追究するものと思われていた
 ☆中世では、両社は、衝突するものでは整合するものであると説いた
 ☆哲学は、キリスト教に取り込まれる形で、暗黒の時代を生き延びた
 ☆人間性の復興を訴えるルネサンス期、復活の兆しを見せる
 ☆ルネサンスはフランス語で復興や再生を意味する
 *古代文芸の他、人間性の復興を目指していた
 *ルネサンス期の思想の特徴人文主義(ヒューマニズム)
 ☆人間が素晴らしいことを示すに
 *人間の無限の可能性を提示するのが一番
 *万能人と呼ばれるマルチタンントな人たちが英雄になった
 ☆レオナルド・ダ・ヴインチ
 *画家、建築家、自然科学者
 ☆ピコ・デラ・ミランドラ
 *自由意志が人間に無限の可能性を与えると説いた
 ☆マキャヴェリ
 *人間の本質に鑑みて現実主義的な政治理論を創始した
 ☆ルネサンス期の人間讃歌をはずみに、近代の哲学が花開く

🌸近代の哲学

 ⛳近代哲学の入り口
 ☆フランスのデカルト「我思う、ゆえに我あり」の言葉
 *「私」の意識中心の哲学を発見し、徐々に発展させていく
 *主観と客観が分離された
 *真理とは私たちの意識が決めるものとの前提が確立された
 ☆「私」の意識はどこから来るのかをめぐって
 *デカルトに端を発する大陸合理論
 (生まれながらに人が持っている観念である「生得的観念」を認める)
 *ベーコン、ロツクに端を発するイギリス経験論が対立
 (知識は生得的なものではなく、経験に基づくと考える

 ☆大陸合理論は、スピノザ、ライプニッツといつた哲学者たち
 *批判的に継承され発展を見る
 ☆イギリス経験論、バークリ、ヒューム哲学者たちに継承された
 ☆近代哲学の二大潮流を築き上げる

ドイツの哲学者カント
 ☆対立を和解に導き、近代哲学の金字塔を築き上げた
 *カントは「現象」と「物自体」の2つの次元で物事を認識すべきとした
 *人間に認識できる世界とそうではない世界があると主張した
 ☆時間と空間という分類でカテゴリーを提示した
 *物事を認識する際の判断基準表
 ☆ドイツでは、カントの影響を受けた哲学者たち華々しく活躍
 *人間の理性に信頼を寄せる「ドイツ観念論」の一派を形成した
 ☆近代哲学の中心地はドイツだった

ヘーグルは、「ドイツ観念論」の完成者
 ☆問題点を切り捨てずに発展させるという弁証法の論理で
 *人間の意識を「絶対知」なる最高段階にまで高めた
 *経験や勉強で、人間はなんでも知ることができる
 ☆人間は完全に主体的な存在として
 *自分の力で主体的に物事を判断できるようになった
 ☆頂点を極めてしまった哲学の営み
 *その後ヘーグルに対する批判から再出発します
 ☆マルクスは、社会主義を唱えた
 ☆キルケゴールなどは、実存主義(自分で道を切り開く)を唱えた
 ☆ニーチェなどは、近代という時代に異議を投げかけた
 *キリスト教道徳に依存する西欧近代社会を批判した
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』







哲学の歴史(中世&近代)2
『教養としての哲学』記事、ネットより画像引用)
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『異形の王権』14(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月05日 | 皇室
🌸『異形の王権』後醍醐天皇

 ☆軽快に日本史の常識を覆す著者
 ☆被差別民たる「異形」のパワーを取り込み
 ☆南朝における皇族復権を目論んだ後醍醐天皇
 ☆聖と賎のはざまに跳梁する「異類異形」
 *社会と人間の奥底にひそむ力をも動員する後醍醐の王権
 *南北朝期=大転換で噴出する<異形>の意味と力を探る
 ☆著者、網野善彦

⛳『異形の王権』著者網野氏のプロフィール
 ☆日本の歴史学や民俗学で根底を覆す
 ☆味わったこともない新説を繰り出す学者が現れる
 ☆網野善彦が58歳の時に発表した『異形の王権』
 *南北朝に天皇制が分離した際の南朝・後醍醐天皇
 *通常では見られない姿・形の者
 *「異形」と関わりを持ち王権を維持していた
 ☆異形とは被差別民、「」などを指す言葉だ
 ☆網野は「」が禁忌を含んだ服を着ていたことを説明する
 *そのうえで「社会的に差別された人々とは言い難い」と続ける
 *絵巻物の写真には「」が映りこんでおり説得力がある

⛳『異形の王権』の概略
 ☆国家の最上層の「天皇」、最下層の「異形」が繋がった要因
 *最も聖なる者と、最も蔑まされる者がつながりを得た
 *最上層と最下層の間をつないでいたのは律僧(仏教徒)
 ☆皇族と仏教が、交わっていくロジックとは何か?
 ☆後醍醐天皇、法衣を着て真言密教の祈祷をするに至った要因
 *異形の者たちの禁忌とされる服装が流行した
 *社会全般に拡散していった
 ☆皇族が「」や仏教と交わるタブーが成立する
 *南北朝に別れる天皇制最大の危機を乗り越えた
 *その3年、後後醍醐天皇は52歳で病没する
 ☆鎌倉・室町時代は武士の天下
 *後醍醐は鎌倉討幕を試み、
 *脇に押しやられた皇族の存在を復古させようとする

⛳『異形の王権』で著者が述べたい点
 ☆改革期には、身分制度の概念から逸脱した
 *楠木正成といった悪党(領主に対抗する在野の武士)
 *被差別民のパワーが露わになる
 ☆結果的には足利尊氏の室町幕府誕生を呼び込む
 ☆武士の天下はさらに強固なものになる
 ☆後醍醐の目論見は完全に逆転した
 ☆著者網野本人は、戦後の一時期日本共産党に属していた
 *階級を否定し社会運動に携わっていた網野
 *階級を飛び越えタブーを取りこむ後醍醐を描いた点に興味がある
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』








『異形の王権』後醍醐天皇
(ネットより画像引用)



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森山国会対策委員長国会仕切るが

2020年12月05日 | 政治家
🌸森山裕氏国会仕切るが「刺客」も潜む

 ☆森山氏は、菅首相や二階幹事長バツクに
 *「反岸田」で菅首相実現を支えた
 ☆叩き上げの森山氏に官邸や霞が関も一目置く存在に

森山氏棚ざらしの憲法改正へ動かす
 ☆森山裕国対委、菅首相や加藤菅房長官と会食し述べた
 *国民投募法改正案が7国会ぶりに動き出す
 *立憲民主党の安住淳国対委員長とも合意できている
 ☆政府、自民党内で森山氏の存在感は急速に高まっている
 ☆森山氏、首相や二階自民党幹事長の信頼を得る
 *官邸、霞が関の各省庁も政策決定や政治日程組み立で必ず相談する
 ☆森山氏の手腕は、野党との水面下の交渉にも表れている
 ☆党内では森山氏は言われている
 *党3役の下村博文政調会長より強い力を持つ
 ☆きっかけは菅首相誕生を主導した政変劇だった

森山氏ら「トライアングル」菅総裁実現へ極秘会合を重ね
 ☆森山氏の経歴
 *鹿児島県の夜間高校卒業後、23歳で中古社販売の社長となる
 *叩き上げで地盤も看板もなく、苦労して一代で地位を築き上げた
 *首相の経歴と重なる部分も多く、二階氏にも通じるもの
 ☆菅氏を中心とした「トライアングル」の会合で批判が噴出した
 *安倍氏が当時”後継”としていた岸田文雄前政調会長
 *知名度が低く、次の衆院選で「党の顔」になれない
 ☆二階氏は菅氏に説得した
 *安倍さんが次の総裁選に出ないなら、菅さん出馬を
 *その時「私も全力で応援します」と続けたのが森山氏だった
 *以後、菅・二階・森山氏は月に1度のペースで会合を重ねた
 ☆”勝負の時”は安倍氏が辞任を表明した翌日
 *菅氏ら4人は、菅氏の総裁選出馬を確認し即座に情報を流した
 *岸田氏は完全に出遅れてしまった

⛳麻生太郎氏らが形勢逆転を狙っている
 ☆今回の組閣の過程で、森山氏が取材に答えた入閣リストの情報
 *ことごとく当たっていた
 ☆党内には、小派閥に属する二階氏や森山氏
 *実質的に政権基盤の枢軸を担うことを苦々しく思っている人も多い
 ☆麻生太郎財務相
 *首相が、叩き上げの2人の言いなりになっているのが気にいらない
 *麻生氏、岸田氏や竹下派会長代行の茂木外相らと連絡を取る
 *形勢逆転の機会を狙っているとの情報も出た
 ☆森山氏業界団体から現金を受け取っていた醜聞も報じられている
 *いま各派は森山氏の仕切りを黙認している
 *森山氏が騎って暴走や独断したとき
 *「刺客」が一斉に失脚を狙って走り出すことを認識すべきだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THMIS12月号』


森山国会対策委員長国会仕切るが
『THMIS12月号』記事より画像引用)
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