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『玉勝間(がつま)』18(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月13日 | 文学
🌸『玉勝間』18(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆外来文化を取り入れながらも揺るがぬ「古来」            
 ☆中国から輸入した思想「漢心」に「大和心」の規定を試みた国学者
 ☆著者、本居宣長

⛳『玉勝間』著者本居宣長のプロフィール
 ☆本居宣長国学の祖・契沖を研究
 *「日本」を「日本」たらしめているものについて思索を深めた
 ☆本居宣長三重県松阪市の商人の家に生まれた
 *京都で医学を学び町医者となる
 ☆宣長『古事記』『先代旧事本紀』等の古代日本の歴史書に出会う
 *その世界にのめり込み国学の道を志す
 ☆宣長は、日本の学問や思想の多くが、中国から渡ってきたもの
 *日本の文化は「漢心」なるものを多く取り入れ
 *それらの基礎の上に築かれてきたものであることを見つた
 ☆宣長は、その「漢心」を取り入れながら
 *それのみに惑わされることなく
 *「古の心」つまり「大和心」を明らかにし「日本」の道を考えた

⛳『玉勝間』の概要
 ☆本書は、宣長が書き連ねてきた文章をとりまとめあた随筆集です
 ☆全15巻(目次1巻、本文14巻)の随筆集として発刊された
 *宣長、全てを書き終える前に寿命が尽きてしまった
 ☆「玉がつま」(玉勝間)
 *「玉=美しい」「かつま=細かく編まれたカゴ」
 ☆第1巻は、次のような巻頭の歌から始まる
 *言葉が思いがけずに溜まったので
 *野に遊ぶように美しいカゴに摘みとって
 *思いを伝えよう、と歌い上げる
 ☆老境に至った宣長、宣長の「国学」の集大成
 *かねてより書き連ねてきた文章の数々を集め
 *推敲を重ねて編み上げたという随筆集

⛳『玉勝間』での訴求点
 ☆学問的見識の広さや級密さをベースにして
 *学問の閉鎖性への批判や教師との向き合い方
 *人間の欲望について等、筆の及ぶ範囲は多岐にわたる
 ☆宣長は、「大和心とは何か」を「漢心」から浮き彫りにした
 *彼の思想を知れば、日本のナショナリズムを理解する一助となる
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『玉勝間(がつま)』18(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)


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