慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

哲学の歴史(構造主義&実在主義)3

2020年12月06日 | 哲学
🌸現代思想の哲学1

 ☆近代の後という意味で、ポストモダンと呼ばれる
 ☆近代までの哲学には「私」の意識を中心として
 ☆絶対的に正しい唯一の答えに向かう傾向があった
 ☆現代思想は必ずしもそのような答えを求めようとはしない
 ☆現代思想「私」の意識の近代哲学を乗り越える哲学
 ☆差異は、バラバラのままにして差異をそのままにしておく
 ☆真理はいくつも存在しうる

⛳精神分析の父フロイトが無意識の存在を証明した
 ☆「私」の意識の絶対性は大きく揺るがされた
 ☆新しい視点が登場し、近代哲学の問い直しを始めた

構造主義(レブィ=ストロースら)
 ☆物事を構造のなかで客観的にとらえようとする
 ☆真理は、理性的に決められるものばかりではない
 ☆未開民族の「野生の思考」のなかにも存在する
 ☆遅れていると思われがちな未開民族の風習
 *合理的で高度なものであったりする
 ☆理性の結晶である近代文明の絶対性を疑う
 ☆そのことで、別の真理を示した

⛳ポスト構造主義(ポストモダン)
 ☆フランスのフーコーやデリダ
 ☆現代思想はフランスの時代

⛳実在主義(レヴイナス)
 ☆差異という意味で他者の存在を重視した
 ☆「私」中心の思想を超えるものとした
 ☆「私」が絶対ではないとすると、他者の存在に目を向ける

 ☆20世紀に花開いたのは、実存主義の思想
 *自分で人生を切り開くことを訴える実存主義
 *世界の構造自体を問題にする構造主義と対立する側面もある
 ☆フランスのサルトル、積極的に社会にかかわるとした
 ☆ドイツのハイデガー、存在の意味を探究した

⛳政治哲学と公共哲学
 ☆政治哲学とは、自由と共同体のあり方をめぐる議論&対立
 *自由をより重視する、リバタリアニズムとリベラリズム
 (リバイタルニズム=自由尊重主義で政治用語)
 *共同体を重視するコミュニタリアニズム
 (地球規模でこの問題をとらえるコスモポリタニズム)
 ☆これらの思想は近代国家成立と共に誕生した
 *20世紀になってようやく本格的に理論化された
 ☆リバタリアニズムを主張する人をリバタリアンという
 *個人の自由や選好を最大限尊重する極端な個人主義の立場を指す
 *自由であればあるほど正しいとする
 *実態は幅広く、国家さえなくていいとする立場の人もいる
 *ある程度の国家のかかわりを認める立場の人も含まれる

⛳哲学者ノージックが訴えた「最小国家論」
 ☆最小国家とは、国家を廃止しなくてもよいが
 *国家の役割を国防や裁判、治安維持の最小限にとどめる主張
 ☆リバタリアニスムは政府に対して不信感を抱いている
 *市場には絶大なる信頼を寄せてる
 *市場は、自発的な交換を本質とする道徳的な制度とする
 ☆リバタリアニスム思想が個人主義の国アメリカで人気がある
 ☆これに似て非なる思想がリベラリズム
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』









哲学の歴史(構造主義&実在主義)3
(ネットより画像引用)
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『東方見聞録』15(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月06日 | 歴史
🌸『東方見聞録』15(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆日本人を「人食い人種」としてレポートしている
 *西洋人の偏った日本人観がうかがえる
 ☆『東方見聞録』は、”世界の記述”の「不都合な真実」である
 ☆著者、マルコ・ポーロ

⛳『東方見聞録』著者マルコポーロのプロフィール
 ☆「ジパング島は黄金の国」と描いたことで有名な旅行記
 ☆「世界の記述」と呼ばれる「東方見聞録」
 ☆欧州諸国にとり、当時アジア未開の地であった
 *アジアが紹介され、人々の探求心を大いにくすぐった
 ☆ヴェネツィアの商人の子として生まれたマルコ・ポーロ
 ☆家族に従い長い旅に出て、中央アジアを経て北京に到着する
 ☆中国はモンゴル王朝「元」の支配下にあった
 ☆マルコ・ポーロは約17年皇帝フビライに仕える
 ☆元の使節で、ビルマ、スリランカ、ベトナムなどの国を訪れた
 ☆ヴェネツィア帰国後、著述家としたしくなる
 *アシアで得た見聞を口述した内容が『東方見聞録』
 *多分に誇張も含まれていると考えらる

⛳『東方見聞録』概要
 ☆商人のマルコ・ポーロは、金の国日本を何故訪れなかった理由
 *日本では、金が大量に採掘されているとも記述した
 *建物の屋根全体が金で覆われているとも記述した
 ☆その理由が「東方見聞録」に記述されている
 *日本では誘拐ビジネスが横行している
 *日本人は「人食い人種」である
 ☆元王朝は、日本に2度「元寇」を強行したが失敗に終わった
 *巨大な元軍を「神風」で追い返した日本人
 *元の人々の間でも、日本人の不可思議さが語り継がれていた
 *西洋人の、マルコ・ポーロには一層奇異なものに映った
 ☆「東方見聞録」での諸外国の記述内容
 *イスラム社会や元社会に対して偏見な内容は少ない
 *日本に対しては、偏った日本人観で記述している


⛳『東方見聞録』に記載されている日本人への偏見
 ☆現在の日本人の『東方見聞録』の認識
 *日本を西欧に紹介した書との一側面しか知らない
 ☆『東方見聞録』日本が記述された内容
 *日本人に不都合で不愉快な記述が削除されている
 *マルコ・ポーロが紹介した日本像
 (ロシア人・イギリス人など正確に知っている)
 ☆「東方見聞録」は、西洋人が日本人に対して抱いてきた偏見記述内容
 *それを知るうえでも必読の書である
 ☆人間が、未知のものにどのように向き合うのかも参考になる
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』




『東方見聞録』15(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)
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河野太郎(行政・規制改革どこまでやる&出来る)

2020年12月06日 | 政治家
🌸河野太郎・行政・規制改革ここまでやるのか

 ☆原発・F2戦闘機・児童貧国支援など
 ☆「縦割り110番」はバンクするほどの人気ぶり
 ☆しかし「行政事業レビュー」は低調

説明できなければ予算ゼロに
 ☆内閣府HPに設置された「規制改革・行政改革ホットライン」
 *情報提供約1ケ月で6千通以上
 *「縦割り110番」パンク状態で、一時ストップした

 *行政事業レビューヘの国民の期待の大きさ感じさせる
 *又、応対する行政への不安を感じさせるものだ
 ☆F2戦闘機の後継機種選定会議に河野氏出席し発言
 *台湾有事、尖閣有事にどう備えるのかを
 *国民に説明して理解をいただくことが不可欠
 *日中間の戦力の格差が大きくなっているとも指摘した
 (中国の防衛予算が非常なスピードで拡大している)
 *陸海空自衛隊の人員・予算の見直しも要望した
 ☆河野氏日本原子力研究開発機構に対しても発言した
 *機構が廃炉作業を進める新型転換炉「ふげん」核燃料に関して
 *再処理後のプルトニウムの扱いや費用総額が不明瞭だと指摘
 *機構を所管する文科省に見直しを求めた
 ☆河野氏「ふげん」の方針などを説明するよう要求
 *担当者は「今の段階で申し上げるのは難しい」と釈明
 *河野氏「難しいなら予算はつけられない」語気を強めた

⛳原研開発機構の不透明な取引
 ☆機構OBが役員を務めるファミリー企業との不透明な取引
 *機構の運営費の多くは、文科省の交付金が占めている
 *検証で、核燃料サイクル関連の業務請負や労働者派遣
 *「E&Eテクノサービス」との関係が問題になる
 ☆行政事業レビューでの「子供の貧困支援」の課題
 *一人親家庭への貸付金や住宅手当、生活支援施設など
 *担当窓口が役所の中で分かれ十分に知られていない
 *困窮者の要望がなくても支援を始める
 (「プッシュ型」支援の必要性が指摘された)

河野氏に今度も成果は期待できないのでは
 ☆菅首相は「大したことはできない」との見通しから河野氏を起用した
 *実際、レビューで問題になることが最近少なくなってきた
 ☆河野太郎という男
 *『突破力』があるというのが専らの評価
 *反面、自己顕示欲が強ぐ目立ちたがり屋だ
 *三世の世襲議員の常、周囲への気配りができない
 *後輩議員たちの面倒もみないために人望がない
 *閣僚歴は華やかだが、重要な党務を担った経験もない
 ☆ポスト菅でも河野氏の名前が取り沙汰されている
 ☆今回の行革担当相のポストは、菅氏の怒りの現れ?
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THEMIS12月号』




河野太郎(行政・規制改革どこまでやる&出来る)
『THEMIS12月号』記事より画像引用)
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