秋田中央交通公式サイト内の、一般路線バス(秋田市内路線)の時刻検索が、5月30日頃から少し変わった。
これまでは「秋田駅から探す」と「乗降りするバス停から探す」の2種類の検索方法があったのだが、前者がなくなってしまった。「秋田駅から探す」は、さらに「路線名検索」と「バス停名検索」の2つがあったが、どちらとも。
中央交通トップページより。「駅から」を削除したので、「乗降り」とリムジンが左に動き、右に空白が生じた
【2023年4月18日追記・後に右の空白に「新型コロナウィルス感染症に伴うバス運行について」の項目・リンクが設置された。】
説明はなく理由は不明。
検索方法に関わらず、システム的に根本は共通のはずで、片方だけを廃止する意味があるのか。
ダイヤ改正などでない時期に実施するのも不思議。
同じタイミングで、時刻検索結果の上部に、赤い文字で「※バス車内の両替機では、高額紙幣(一万円、五千円、二千円)は使用出来ません。」が表示されるようになった。
その上の「※弊社では領収書は発行しておりません。」は、昨年末か今年初め辺りから表示されている。
【12月23日追記】その後(2019年10月のダイヤ改正時?)、「※バス車内の両替機では、高額紙幣(一万円、五千円、二千円)は両替出来ません。(改行) 両替は、1000円札のみご利用いただけます。」に改められた。
紙幣両替の注意書きを入れる作業時に、間違ってリンクを消してしまった可能性もなくはないが、トップページのバナーと上部のメニューの両方とも、誤っても消すとは考えにくい。
実は、「秋田駅から探す」の検索ページ自体は、今のところ残っており、ブックマークや検索サイトからたどり着くことができ、時刻検索も機能する。
4月で廃止された「雄和線」は路線名としては残っているが、バス停名リストが表示されず、その代替の新設系統には対応しているので、いちおう現行ダイヤのようだ。※全部調べたわけではないので、保証はできません。使用は自己責任で。
ただ、紙幣両替の注意書きは表示されない。やはり更新が停止された形なのだろうか。【12月23日追記】2019年10月のダイヤ改正後も駅からの検索はひっそりと存続。今改正では路線の改廃はなかったが、バス停の廃止はあり、その点は反映されていて、おそらく正しく動作している。→「秋田駅から探す」検索ページは、その後、2023年4月まで残り、同月に削除された。
秋田駅からの検索の廃止、個人的には少々困る。
中央交通の時刻表検索は、文字入力不要ですべてリストから選択する。
秋田駅からの検索では、3項目を選択すればよかった。乗車(または降車)地点が秋田駅西口および東口で固定されているので、路線名検索では路線→(その路線のバス停リストから)降車バス停→平日/土日、バス停名検索では降車バス停の読みの頭文字→降車バス停→平日/土日。
残った乗降り検索では、乗降それぞれ指定するので、5項目選択することになる。
以前の記事の通り、中央交通の時刻検索システムにはクセがあって、改善の余地もあると考えている(後述)。
しかし、秋田市のバス路線は秋田駅前(西口と東口)に一極集中しており、秋田駅からの時刻を検索すれば、実質的にほぼすべてのダイヤを把握できた。それに、(全国の多くの都市で同じだが)路線網に詳しくない人は西口か東口か戸惑うこともあり、両方を一気に検索できるのは親切。この2点を踏まえれば、秋田駅から検索する時刻表は、理にかなっていて存在意義が大きかったと思う。
僕がよく使っていたのは、駅前でない途中バス停から乗車する時、降車地の到着時刻や運賃は知らなくていいから、「乗るバス停の時刻だけ」を調べる時。上記の通り、ほぼ全便が秋田駅発着なのだから、駅から/までのダイヤを検索すれば、2ステップ少なく時刻を調べることができた。
あと、「路線名検索」では、路線ごとのバス停名が原則として秋田駅側から順番に並んでいた。あまり利用しない路線に乗る時は、そのバス停順を調べるとともに、「どこで運賃が上がるか」を容易に調べられたのも、(ケチな客として)便利だった。廃止後は、路線図を見ながら、バス停名の頭文字から選択しないとならない。
この検索ページは、登場から10年以上経過している。【2023年4月18日補足・2008年末頃に提供が始まった。】
その間、微妙な変化はあったもののデザインは変わっておらず、その間に普及したスマートフォンで操作するには、リストやボタンが近接しすぎている。改善の余地がある。
そのほか欲を言えば、
・バス停名のフリーワード入力のあいまい検索
現行では「頭文字」で探さないとならないので、サンライフ秋田の最寄りバス停の時刻を知りたい時、「さ」でいくら探しても見つからない。なぜなら、そのバス停名は「秋田市保健所・サンライフ秋田前」で「あ」にあるから。「茨島(ばらじま)」など難読地名も、少なくとも頭文字の読みを知らないと苦労する
・路線図上から乗降バス停を指定
・乗車バス停を指定すると、そこから乗車できる路線にあるバス停がリストアップできる
現行では、直通路線がない2点を指定しても、検索ボタンを押してエラーが出るまで分からず、無駄骨を折らされる。
・2点間の時刻ではなく、上記の「任意のバス停の時刻だけ」を表示する、つまりバス停掲出の時刻表生成
といった機能もあればいいな。
ひょっとしたら、リニューアルを準備していて、そのための縮小運用なのかな。とかすかに期待したり…
おカネがかかるし、外部サイトで時刻やルートの検索ができるようになったし、それもないかな。
ちなみに、秋田市が秋田駅周辺に設置している時刻検索端末は、この検索システムのデータを転用していると思われる(リアルタイムでつながっているわけではなさそう)。やっていることは、「秋田駅から探す」と同じだし、結果の表示画面も同じ。そちらでは、今日時点でも秋田駅からの時刻は検索できた。→検索端末は2021年で廃止された。
これまでは「秋田駅から探す」と「乗降りするバス停から探す」の2種類の検索方法があったのだが、前者がなくなってしまった。「秋田駅から探す」は、さらに「路線名検索」と「バス停名検索」の2つがあったが、どちらとも。

【2023年4月18日追記・後に右の空白に「新型コロナウィルス感染症に伴うバス運行について」の項目・リンクが設置された。】
説明はなく理由は不明。
検索方法に関わらず、システム的に根本は共通のはずで、片方だけを廃止する意味があるのか。
ダイヤ改正などでない時期に実施するのも不思議。
同じタイミングで、時刻検索結果の上部に、赤い文字で「※バス車内の両替機では、高額紙幣(一万円、五千円、二千円)は使用出来ません。」が表示されるようになった。
その上の「※弊社では領収書は発行しておりません。」は、昨年末か今年初め辺りから表示されている。
【12月23日追記】その後(2019年10月のダイヤ改正時?)、「※バス車内の両替機では、高額紙幣(一万円、五千円、二千円)は両替出来ません。(改行) 両替は、1000円札のみご利用いただけます。」に改められた。
紙幣両替の注意書きを入れる作業時に、間違ってリンクを消してしまった可能性もなくはないが、トップページのバナーと上部のメニューの両方とも、誤っても消すとは考えにくい。
実は、「秋田駅から探す」の検索ページ自体は、今のところ残っており、ブックマークや検索サイトからたどり着くことができ、時刻検索も機能する。
4月で廃止された「雄和線」は路線名としては残っているが、バス停名リストが表示されず、その代替の新設系統には対応しているので、いちおう現行ダイヤのようだ。※全部調べたわけではないので、保証はできません。使用は自己責任で。
ただ、紙幣両替の注意書きは表示されない。やはり更新が停止された形なのだろうか。【12月23日追記】2019年10月のダイヤ改正後も駅からの検索はひっそりと存続。今改正では路線の改廃はなかったが、バス停の廃止はあり、その点は反映されていて、おそらく正しく動作している。→「秋田駅から探す」検索ページは、その後、2023年4月まで残り、同月に削除された。
秋田駅からの検索の廃止、個人的には少々困る。
中央交通の時刻表検索は、文字入力不要ですべてリストから選択する。
秋田駅からの検索では、3項目を選択すればよかった。乗車(または降車)地点が秋田駅西口および東口で固定されているので、路線名検索では路線→(その路線のバス停リストから)降車バス停→平日/土日、バス停名検索では降車バス停の読みの頭文字→降車バス停→平日/土日。
残った乗降り検索では、乗降それぞれ指定するので、5項目選択することになる。
以前の記事の通り、中央交通の時刻検索システムにはクセがあって、改善の余地もあると考えている(後述)。
しかし、秋田市のバス路線は秋田駅前(西口と東口)に一極集中しており、秋田駅からの時刻を検索すれば、実質的にほぼすべてのダイヤを把握できた。それに、(全国の多くの都市で同じだが)路線網に詳しくない人は西口か東口か戸惑うこともあり、両方を一気に検索できるのは親切。この2点を踏まえれば、秋田駅から検索する時刻表は、理にかなっていて存在意義が大きかったと思う。
僕がよく使っていたのは、駅前でない途中バス停から乗車する時、降車地の到着時刻や運賃は知らなくていいから、「乗るバス停の時刻だけ」を調べる時。上記の通り、ほぼ全便が秋田駅発着なのだから、駅から/までのダイヤを検索すれば、2ステップ少なく時刻を調べることができた。
あと、「路線名検索」では、路線ごとのバス停名が原則として秋田駅側から順番に並んでいた。あまり利用しない路線に乗る時は、そのバス停順を調べるとともに、「どこで運賃が上がるか」を容易に調べられたのも、(ケチな客として)便利だった。廃止後は、路線図を見ながら、バス停名の頭文字から選択しないとならない。
この検索ページは、登場から10年以上経過している。【2023年4月18日補足・2008年末頃に提供が始まった。】
その間、微妙な変化はあったもののデザインは変わっておらず、その間に普及したスマートフォンで操作するには、リストやボタンが近接しすぎている。改善の余地がある。
そのほか欲を言えば、
・バス停名のフリーワード入力のあいまい検索
現行では「頭文字」で探さないとならないので、サンライフ秋田の最寄りバス停の時刻を知りたい時、「さ」でいくら探しても見つからない。なぜなら、そのバス停名は「秋田市保健所・サンライフ秋田前」で「あ」にあるから。「茨島(ばらじま)」など難読地名も、少なくとも頭文字の読みを知らないと苦労する
・路線図上から乗降バス停を指定
・乗車バス停を指定すると、そこから乗車できる路線にあるバス停がリストアップできる
現行では、直通路線がない2点を指定しても、検索ボタンを押してエラーが出るまで分からず、無駄骨を折らされる。
・2点間の時刻ではなく、上記の「任意のバス停の時刻だけ」を表示する、つまりバス停掲出の時刻表生成
といった機能もあればいいな。
ひょっとしたら、リニューアルを準備していて、そのための縮小運用なのかな。とかすかに期待したり…
おカネがかかるし、外部サイトで時刻やルートの検索ができるようになったし、それもないかな。
ちなみに、秋田市が秋田駅周辺に設置している時刻検索端末は、この検索システムのデータを転用していると思われる(リアルタイムでつながっているわけではなさそう)。やっていることは、「秋田駅から探す」と同じだし、結果の表示画面も同じ。そちらでは、今日時点でも秋田駅からの時刻は検索できた。→検索端末は2021年で廃止された。
引っ越ししてきてしばらくは、西口東口がよくわからなかったです。
茨島はなんて読むか、知識ないと読めませんもんね。
いろんな方がいますが、サラリーマンが高額紙幣のみを取り出して両替できないかと運転手さんに言ってる方が居ました。
多分、あまりバスに乗り慣れない方なのかな。
両替ぐらい時間に余裕あればしてから乗るべきだと思いますね。
他県はSuicaでバス乗れるようですし、
秋田のバスも電子マネーで乗れると便利ですね。
各地のバスにそれなりの乗車経験がある者としても、よその土地で乗る時は、やはり緊張します。
昔は、首都圏から来たであろう人が整理券を取らなかったり、前ドアから乗ろうとしたり、困惑している姿を見ることがありました。
今は、大都市ではICカードが普及したので、整理券以前に現金で支払うことに戸惑う人もいるのでしょう(日頃から千円札か500円玉1枚くらい持ち歩いてよとも思いますが…)。
あるいは地元住民でも、普段は自家用車ばかりの人もいますし。
バス会社によっては、ホームページに整理券や運賃表示の見方など「バスの乗り方」を掲載しているところもあります。国交省と共催で、小学校で乗り方教室もやっているようです。外国人向けも含めて、丁寧な利用方法の説明があればいいですね。
そして電子マネー。近いうちに…と期待してはいるのですけれどね…
Suicaで乗れるようにしてほしいというのは、私も賛成です!
仙台や東京での路線バス利用時にあの便利さを知ってしまうと、小銭準備が急に面倒に思えてきます。
路線区分が細かすぎて、新国道や牛島方面の途中バス停の時刻を調べるのには向かなかったです。一方通行区間などでは「復路検索」もできません。
実は「秋田駅から探す」には、「路線名検索」と「バス停名検索」の2つがありました。タブを切り替えて「バス停~」にすると、「乗降りする~」と同じように路線を問わないバス停名での検索もできたのですが、説明やデザインの面でも分かりづらく使いづらかったです。
ICカードになれば、整理券方式のバスでは、整理券を取って・乗っている間持って・運賃表示を確認して、の手順がいらなくなるのも、便利です。
運転も優しい運転士が多く安心して乗っていられます。(川崎市営は運転は上手いのですが・・)
種類等級問わず障害者手帳保持者は運賃半額です。
民営としては手厚いです。
また出して悪いのですが公営でも川崎市営は精神福祉手帳は対象外としていたり(但し福祉課では無料パスの発行はします)。
でも時刻表でもこの事は一切書いて無くて
もっと福祉に優しいバス会社をPRすれば良いのにと思います。
(宣伝下手なのが中央交通らしい?)
運転士の態度は個人差が激しいと感じます。
最近は丁寧で親切な人も増えましたが、中にはそうでない人も。ある種マニュアル化して、レベルの底上げをすればいいのに。
社長が若い人に代わっても、良くも悪くも代わっていないのではないでしょうか。