広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

土崎駅その後

2018-04-03 00:11:05 | 秋田の季節・風景
リニューアル前日の3月25日に火事になった、秋田市のJR奥羽本線・土崎駅のその後。
消火活動で壁と屋根に開けられた穴はとりあえずふさがれた

現在は、火元と思われるそば店と隣の待合室が閉鎖(北側の小さい出入口も)されているものの、他の部分は以前と同じく使用できるようになった。
2枚の掲示
駅長による「待合室は使用できない状況となっております」という「ご案内」と、そば処港ばやし店長による「臨時休業のお知らせ」。そば屋の休業は「しばらくの間」で、「営業再開まで何卒ご理解いただきますよう」としており、いずれ復活することを感じさせる文章。
駅正面からホーム方向。左がそば屋・待合室、右が券売機
駅内部は、そば屋・待合室との境のガラスとドアは内側からシートがかけられて中は見えない。ガラス~壁の一部や天井は、足場とシートで覆われた。上の写真青い覆いの向こう側に、港ばやしのからくり時計はちゃんとかかって時刻は示していた。からくりが動作するかは、不明。

燃えなかったものの、火災直後は使用停止していた自動改札機や発車標も、以前のものが引き続き稼働しているようだ(ある程度防水性があり、乾かしていたのか?)。
近距離券売機と指定席券売機も使える。火災直前の耐震補強工事に伴い、券売機は若干設置位置が変わった(近距離はわずかに引っこんで、指定席は西面から南面に移設??)ようだが、どちらも機械そのものは変わっていないはず。
駅の外にある2台の飲料自動販売機は使用停止となっている。電源の都合かもしれないけれど、他の自販機は封鎖エリア内だし、土崎駅で飲み物の入手はできない。

要は、待つ場所がないだけで、列車の利用は従来通りになった。※上り列車の2・3番線上には待合室あり。


現在は見ることができない、待合室部分の工事途中の写真。
正月撮影。左奥がそば屋、奥の自販機がキオスク跡。背後が券売機、右がホーム
仕切りは仮設、床も工事途中だが、右の壁際などに見える赤茶色の木製の物体が、耐震補強材。それと一体化した木製ベンチが作られた。
左の人が座っている背もたれ付き木製ベンチ(この辺の駅によくあるもの)は、従来からあったもので、着工前とは配置が変わっている。火災後は、外に運び出されていたようで、無事だった模様。

正面出入口や、(今はシートに隠れている)天井にも、同じ赤茶色の補強材が使われている。

新学期で不慣れな乗客が多くなる時期にこの状態で、しばらくは少し窮屈な土崎駅になる。
【19日追記】この後、内外の工事が行われ、4月16~19日頃から待合室が使えるようになった。そば店はまだ休業中だが、工事はされており、営業再開に向けて進んでいると思われる。

続きはこちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 増える低コスト信号 | トップ | 新世代白鷺?(とババヘラ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿