秋田市中央部に秋田市が設置している道案内の道標(誘導サイン)。※過去の記事。
※ここでは、公園内などでなく道路上(県道も含む)に設置された、緑色またはこげ茶色のものを取り上げます。
昨年、通町に1本だけ新設されたほかは、増設はなさそう。
1997~1999年に設置されたそうなので、20年が経ち、案内先の名称変更なども生じているが、必ずしも対応できていないように感じていたが、最近、いくつか修正されていた。
今年春、「秋田県立脳血管研究センター」が「秋田県立循環器・脳脊髄センター」に改称された。
直っている!
旧脳研(とさせてもらいます)が自ら設置したと思われる、車道上の案内板は、今どき英語表記がないものだったが、これは英語もあり「Akita Cerebrospinal and Cardiovascular Center」。
「Cerebrospinal and Cardiovascular」は「脳脊髄と循環器」で、日本語名と順序が逆。
「秋田」はあるが「県立」に相当する語がないのも気になる。
しかし、センターの公式ホームページの隅に小さく書かれている著作権表示も同一なので、これが正式な英名なのだろう。どうも素人には分からない。
八橋運動公園内の「八橋運動公園球技場(旧・ラグビー場)」が、ネーミングライツにより2014年から「あきぎんスタジアム」になっている。
それも対応
っていうか「20m」なんて書いてあるけれど、すぐ向かいに見えているんだから、この表示自体不要かも。
ここで道に迷う人って…
表示板のもともとのフォントは写研「ゴナ」であった(当時なら当然)が、「あきぎん」の形から修正はモリサワ「新ゴ」であることが判明(今なら当然=通町の増設分も新ゴ)。
同じ道標の逆方向には、
市営陸上競技場
秋田市民は「八橋陸上競技場」と呼ぶことが多いかと思うが、正式には「秋田市八橋運動公園陸上競技場」らしい。表記は微妙に違う。
そしてここも、ネーミングライツで今年2019年春から「ソユースタジアム」になっているのだけど未対応。
単に修正が追いついていないのか、「あきぎんスタジアム」は秋田銀行側がその修正費用も負担したのか(ネーミングライツではそれが原則のはず)。
それから、またまた同じ道標で、今度は手前方向(3つ上の写真参照)。「秋田県スポーツ科学センター」を示している。
これは元は「秋田県スポーツ会館」で、2005年に改称されている。あきぎんスタジアムよりも前に修正されているようで、修正した板の固定方法が違っている。
そのスポーツ科学センター前を通り過ぎて山王大通りを渡った、裁判所仮庁舎・秋田市文化会館のところには、茶色い道標。
これもいろいろと
まず、スポーツ科学センターは修正されているものの、明朝体。さっきのとは別のタイミングでの修正か。
そして、あきぎんスタジアムではなく「市営球技場」のまま。【27日補足】標柱の設置時点ではまだ「ラグビー場」だったはずで、この「市営球技場」も後付けかと思う。そう思えば、周りの他の板より地色が白くてきれいかも(漢字なので書体の識別は難しい)。
さらに右側「秋田農政事務所」も要修正。
農林水産省東北農政局の出先機関であったが、2011年9月の法改正で廃止。「東北農政局秋田県拠点」という組織になった。
数が多く、設置した秋田市としても、表示された各機関としても、現状を把握しきれていないのだろう。あとは老朽化で壊れたり倒れたりということも、そろそろ考えないといけない時期かもしれない。
直さなくても通用するものもあるし、スマホで済むこともあるけれど、必要な人や場面はあるのが道標というもの。
※ここでは、公園内などでなく道路上(県道も含む)に設置された、緑色またはこげ茶色のものを取り上げます。
昨年、通町に1本だけ新設されたほかは、増設はなさそう。
1997~1999年に設置されたそうなので、20年が経ち、案内先の名称変更なども生じているが、必ずしも対応できていないように感じていたが、最近、いくつか修正されていた。
今年春、「秋田県立脳血管研究センター」が「秋田県立循環器・脳脊髄センター」に改称された。
直っている!
旧脳研(とさせてもらいます)が自ら設置したと思われる、車道上の案内板は、今どき英語表記がないものだったが、これは英語もあり「Akita Cerebrospinal and Cardiovascular Center」。
「Cerebrospinal and Cardiovascular」は「脳脊髄と循環器」で、日本語名と順序が逆。
「秋田」はあるが「県立」に相当する語がないのも気になる。
しかし、センターの公式ホームページの隅に小さく書かれている著作権表示も同一なので、これが正式な英名なのだろう。どうも素人には分からない。
八橋運動公園内の「八橋運動公園球技場(旧・ラグビー場)」が、ネーミングライツにより2014年から「あきぎんスタジアム」になっている。
それも対応
っていうか「20m」なんて書いてあるけれど、すぐ向かいに見えているんだから、この表示自体不要かも。
ここで道に迷う人って…
表示板のもともとのフォントは写研「ゴナ」であった(当時なら当然)が、「あきぎん」の形から修正はモリサワ「新ゴ」であることが判明(今なら当然=通町の増設分も新ゴ)。
同じ道標の逆方向には、
市営陸上競技場
秋田市民は「八橋陸上競技場」と呼ぶことが多いかと思うが、正式には「秋田市八橋運動公園陸上競技場」らしい。表記は微妙に違う。
そしてここも、ネーミングライツで今年2019年春から「ソユースタジアム」になっているのだけど未対応。
単に修正が追いついていないのか、「あきぎんスタジアム」は秋田銀行側がその修正費用も負担したのか(ネーミングライツではそれが原則のはず)。
それから、またまた同じ道標で、今度は手前方向(3つ上の写真参照)。「秋田県スポーツ科学センター」を示している。
これは元は「秋田県スポーツ会館」で、2005年に改称されている。あきぎんスタジアムよりも前に修正されているようで、修正した板の固定方法が違っている。
そのスポーツ科学センター前を通り過ぎて山王大通りを渡った、裁判所仮庁舎・秋田市文化会館のところには、茶色い道標。
これもいろいろと
まず、スポーツ科学センターは修正されているものの、明朝体。さっきのとは別のタイミングでの修正か。
そして、あきぎんスタジアムではなく「市営球技場」のまま。【27日補足】標柱の設置時点ではまだ「ラグビー場」だったはずで、この「市営球技場」も後付けかと思う。そう思えば、周りの他の板より地色が白くてきれいかも(漢字なので書体の識別は難しい)。
さらに右側「秋田農政事務所」も要修正。
農林水産省東北農政局の出先機関であったが、2011年9月の法改正で廃止。「東北農政局秋田県拠点」という組織になった。
数が多く、設置した秋田市としても、表示された各機関としても、現状を把握しきれていないのだろう。あとは老朽化で壊れたり倒れたりということも、そろそろ考えないといけない時期かもしれない。
直さなくても通用するものもあるし、スマホで済むこともあるけれど、必要な人や場面はあるのが道標というもの。
これまでも気になった記事にコメントさせていただいていましたが、今年も拝見させていただきます!よろしくお願いいたします。
>数が多く、設置した秋田市としても、表示された各機関としても、現状を把握しきれていないのだろう。
相変わらず、作るだけ作って放置、観光・交通政策やってるぜアピールのような、「箱もの行政」感が拭えませんね^^;
いまや、ホームページにしてもSNSにしてもリアルタイムで新鮮な情報を求められる時代。物理的な看板であっても、管理者としての責務を全うしてほしいですね!
現在、地元秋田を離れ、仙台在住ですが「あきぎんスタジアム」なの「ナイスアリーナ」なの「CNAアリーナ」なのいわれても、ピンときません(笑)
県外からの観光客や旧名称(正式名称)に馴染みのある県民からすれば、○○アリーナと示されても、「どこがどこだかわからない」というのが、率直な意見ではないでしょうか。
ですので、「あきぎんスタジアム」にしても、行政が設置する看板等には補助的に(八橋球場)というのが個人的にはほしいですね・・・
仙台ですと、短スパンで楽天球場の名前が変わるので、案内板にも括弧書きで正式名称が記載されていることが多いです!
とはいえ、変わりすぎるので、正式名称すら危ういですが・・・
この案内表示は、観光ではない部署(建設・都市整備)の管轄だそうで、そのこともよそから来る人に対して不親切になっているのかもしれません。縦割り行政というやつで。
秋田市民には、あきぎんスタジアムはそこそこ定着している一方、CNAアリーナは認知度が低いと思います。そもそも秋田ケーブルテレビの略が「CNA」であることがあまり知られていないことも一因でしょう。
他のネーミングライツ施設でも、命名される企業の認知度も重要なのかもしれません。企業側としては、これをきっかけに名前を知ってもらいたいのでしょうけれど。
命名権料が自治体の収入になると思えば、住民としてはあまり反対もできないですが、それによってどのような影響が生じるかにも、もう少し配慮してくれても…と思ってしまいます。