広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

手形陸橋4/アンパスやっと舗装

2020-01-10 00:30:02 | 秋田の季節・風景
秋田市内の県道から2題。
まずはオーバーパス「手形陸橋」全面開通後の続き(前回は12月中旬)。最初に、確認不足によるこの記事後半の内容の訂正です。
新設された親柱の側面には、施工会社によって寄贈された、秋田市の風物を描いたモノクロのイラストパネルが設置された。
親柱4つそれぞれの、歩道向きと車道向きそれぞれだから8枚。図柄は2種類。

以前の記事で、千秋側か手形側かで、図柄が2分されているとしていたのは間違いだった。
正しくは、表現しづらいけれど、千秋/手形を問わず、それぞれの親柱の裏表で違う図柄になっていた。
親柱の文字板に向かって右面が秋田蕗など、左面が秋田新幹線などの柄という法則。
右側通行の歩行者が見た場合、車両運転者が左側を見た場合いずれも、秋田蕗→新幹線の順に目にすることになる。あるいは、歩道から見ると、こちら側(歩道)も向かい側(車道)も、同じ図柄ということになる(だから勘違いしたようだ)。相変わらず、手形側だから梵天、千秋公園側だから与次郎といった関連性はないことにもなる。
以上、訂正します。

なお、親柱の銘板の下の揮毫者名を入れられそうなスペースは、相変わらず空いている。
本題はらせん階段。
踏面にヒビがあったり水がたまったり、角というか縁に、滑り止めではなさそうな赤いテープ状のものが貼られたり、施工が中途半端に見えていた。そこが昨年12月18日頃までに変化。
相変わらず水がたまる
上の写真の通り、赤いテープがはがされてしまったのだ。跡の端に蛍光ピンクの印が付けられたように見えるところもある。
ここだけ残る
11月17日開通だから、わずか1か月間の赤帯だった。
(再掲)在りし日の赤帯
年が明けて現時点では、その後何かが設置されるなど変化はなし。
いったいどういうつもりなんだろう。秋田県のやりたいこと、やっていることの意味がまったく理解できない。
※手形陸橋は4月になってさらに迷走した



この機会にもう1つ、秋田県道の今度は線路の下をくぐるアンダーパスについて。
新国道「野村」交差点から曲がって、秋田北インターチェンジ方向へ向かうとすぐの「外旭川アンパス」のこと。
現在、秋田市内では市道も含めてアンダーパスに「地名+アンパス」と命名されているものが多いが、そのきっかけとなったのが、外旭川アンパスであった。1993年開通。
当ブログでは2010年3月に取り上げており、大きく取り上げるのは実に10年ぶり。ほとんど通らないので…
10年前に、たぶん初めて歩道部分を通って驚いたのは、歩道が舗装されていなかったこと。
(再掲)
砂利を敷いてあるものの薄く、上の写真の矢印部分など砂利がないところも。

一時的なものかと思ったが、そうではなかった。
その後、通過する列車の窓から一瞬だけ見たり、何年かに1度通ったりしても、変化はなかった。雨が降れば水たまりができたり、融雪装置もないようで雪が積もったりしていた。

昨年末に久しぶりに通ると、
歩道がアスファルト舗装されている!!
壁から伝った水がたまってしまっている部分はあったが、やっと歩きやすくなった。

Googleストリートビューの2018年6月撮影の画像では、
工事中
南側の歩道が「補修工事の為」通行止めにされていたので、1年少し前に舗装されていた。

前後して、車道部分も改修され、壁面に冠水時に水位への注意を促すためであろう、黄色と赤の線が引かれた。【11日補足・川の橋の橋脚にたまに引かれている、避難指示や氾濫の危険の基準となる水位の線と同じ見た目。ただ、ここは川じゃないので避難や氾濫ではなく、冠水時の車の無理な進入を防ぐためだろう。】※アンダーパスの水位線について
一方で、手すりの塗装のはげや、上記、歩道壁面の水のもれと汚れなどはそのまま。

開通から25年経って、全体的な改修を行い、ついでに歩道も舗装しちゃったということだろうか。
山奥の人が通らない場所ならともなく、住宅地で歩行者の通行も少なくない場所。舗装されるのが当然で、どうして25年もかかったのか、どうして25年目にやろうと思ったのか。やはり秋田県のやり方が理解できない。

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