広く浅く

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入学式は二枚看板

2024-04-14 19:09:07 | 秋田の季節・風景
4月も間もなく折り返し。
13日(土曜日)の秋田市立泉中学校正面。

泉中は、新国道側の西が正面。面する道路はやや広いが、通行量は少ない。南面(校舎の記事で触れた)の道路は新国道と直結するため車が多く通るが、道幅はやや狭く歩道もなく、歩きにくい。宅地開発と道路建設計画のタイミングがずれた、スプロール現象に近い状況かもしれない。体育館は敷地南東にある。

門を入ってすぐに広い階段があり、上がった2階が生徒玄関(昇降口)。昭和末建設の校舎では、わりと見られたスタイルだろうか。

そこに、看板が2つ立っている。
「祝 入学式々場」が2枚
入学式や卒業式で、校門や玄関に立てられる看板は、全国どこでもだいたいこんなものだろう。「祝」、年度、学校名の有無、「入学式」のみか「~式場」まで記すかの違いはあれど。
文字は、昔ながらの看板屋さん独特のタッチの手書き、達筆な毛筆、活字、パソコン印字など。試験会場の看板同様、年に1回の出番なので、長年使い続けることもありそう。
報道された、今年の秋田市立寺内小学校の入学式では、玄関に「祝秋田市立寺内小学校入学式」と、全部同じ大きさの文字(祝は赤文字)をびっちり詰めた、看板屋さん手書き文字の看板が立っていた。1990年の開校時からの看板かもしれない。

泉中の看板は、左側は「祝」は細く、それ以外は太い明朝体。遠目に見る限り、「祝」はワープロ文字っぽく、太いのは素人っぽい手書き見える。右側はナールらしき活字の丸ゴシック体。金属の枠もあり、秋田大学入試会場と同じような、業者に発注したものだろう。


この“二枚看板”を撮影したのは、2点引っかかったから。
まず、玄関の左右に、同一の看板を立てるのが珍しい。ほかには千秋公園の門の表示くらいでは。2枚あるのなら、門と玄関に1枚ずつ設置したほうが…
看板の前でこぞって記念撮影するだろうから、それをスムーズに行うため、2か所で分散させるということかな。

そして、どうしてこの時点で看板が立っているのか。
秋田市立中学校では、4月9日(火曜日)に一斉に入学式が挙行されたはず。4日も経って、しかも週末になっても残っているのはなぜ? 汚れたりいたずらされたりしかねない。
入学式後もしばらく、登下校する新入生を歓迎するという意図なのか。


秋田市立20中学校のうち、2023年5月1日時点で生徒数がいちばん多いのが泉中(575人。以下、500人台は城東、山王、城南)。
泉中の入学式は、今年が第44回とのことだから、今春の入学は46期生ということだろうか。
コメント
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