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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

白石のマンハッタン

2018-12-06 00:19:54 | ランチパック等パン類
岩手の白石食品工業(シライシパン)の12月の新商品。
復刻 マンハッタンチョコドーナツ 392kcal
創業70周年を記念して、同社の過去の商品を復刻させているようだ。秋田市内の店でも売られている。
チョコがけドーナツらしいが、包装裏面には、
「ニューヨーク マンハッタンで見つけたドーナツをイメージしたラシイシ~♪」
「見つけた」ものを「イメージした」「らしい」ととてもあいまい。

実はネットで「マンハッタン ドーナツ」などで検索すると、シライシの商品の情報は見つけられない。包装にも書いていないので、いつ発売されていたものを復刻させたのかも分からない。


代わりにネット上にあふれていたのは、別のマンハッタンドーナツだった。
福岡県のリョーユーパンが1974年から発売している「マンハッタン」という商品。九州では広く販売され、親しまれているようで、漫画「クッキングパパ」にも登場したそうだ。
やや細長いドーナツ型のひねった生地にチョコをかけたもので、リョーユーパン公式ホームページによれば「さっくり食感」。
「弊社の開発担当者が、ニューヨークのマンハッタンで見つけた商品を参考にしたため、そのままマンハッタンの地名をネーミングとして採用」とのこと。


じゃあ、シライシのは…
ねじってあるけどドーナツ型ではない
表面はたっぷりチョコで、裏面は
チョコなし
実はシライシのホームページの紹介にも「さっくり食感のチョコドーナツ」とある。
ところが食べてみると、「さっくり」とは言い難い。
断面はスカスカ
パン生地に近い食感。まずくはないものの、期待外れ。少なくとも「さっくり食感」は不適切。

シライシのマンハッタンチョコドーナツの発売年や開発経緯は知らないし、ほぼ同一コンセプト・名称である福岡と岩手のマンハッタンの関係(両社の間に合意が形成されているのか)も知らない。マンハッタンの現地のドーナツがどんなものなのかも知らない。そもそも深く追求するべきことではないでしょうけど。

それから、フジパンでは、おそらく今年から、その名も「ブルックリン」という、ニューヨークの別の地名を名乗る、ほぼ同じコンセプトのドーナツを、ひっそりと発売(やはり西日本方面?)しているとのこと。
さらに2010~2012年頃には、「マンチェスター」というイギリスの地名の、やはり同じようなドーナツを発売していた。

いつかは九州のマンハッタンを食べてみたい。
コメント
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