ミニマリストは男の考え

　ちょっと前の朝刊記事ミニマリスト、これ男の考えと思います。ネットのミニマリストの画像検索結果を見る限り、画像はダントツで男の部屋の感じです。もちろん女性もいらっしゃるとは思います。物がないのになぜ男の部屋とわかるのかって？、雰囲気で分かります。遠目の後ろ姿で、男女が分かるのと同じです。
　
　ＮＨＫニュースでも取り上げられたミニマリストのＳさん、この人は民放でも見ました。今売れっ子なんですね。職場の取材もありましたが、上司が女性で「仕事ができているから、いいでしょう」とミニマリストに関しての批評をしていませんでした。
　
　常々、私が思うのは、究極のミニマリストはホームレスだと思うのです。衣食住の『住』を持ってません。自転車に山のように荷物を積んでますが、衣が住を兼ねているから仕方が無いと思うのです。ミニマリストの人は、「ワンルームとは言え、棲家がありますから雨露をしのげるし、敵から身を守れます。いっそ寝袋で会社の屋上なんかに住んだら良いと思います。
　
　昔々ですが、そんな豪傑が身近にいました。「会社に住んでいる」とか、「学校に棲んでる」って聞きました。こんな時は『棲』が似合いますね。そんな豪傑に憧れた時期もあったオイラです。しかし、毎晩風呂に入りたいとか、夏布団、冬布団がないと風邪引いたりしましたので、しょせん無理を自覚しました。
　
　ミニマリストが、過去に物欲が激しく、困りかねた反動ならば分かりますが、「モノを減らせば減らすほど、気持ちが楽になっていくのを実感できた」と言ってます。ボディービルダーが体脂肪率を限りなく０に近づけたいのと似ているような気がします。これってすっごく理解できます。二年かけてダイエットを成功させたら、大好きな「おかき」「あられ」を我慢するするとき、こんな気持になるのです。こんなことって体重は下がっても精神的には良くないと思っていますが、どうしても食べられないオイラです。
　
　最後ですが、ミニマリストさんは突然のお葬式や、夜中の発熱とか、準備不足で他人に手間をかけさせたりしないのでしょうか。そして、窓にカーテンくらいかけて醜態を晒さないなどの配慮は必要じゃないかな・・・。私は終活で、徐々に減らしていければ十分です。おしまい。
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