田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

ルドゥーの絵を見て思うこと

2013年10月18日 | 宗教その他
 ルドゥーは、風車だったか、もしくは城の塔に閉じこもって、このような絵を描いていたと聞きました。たくさんの絵を見たのではありませんが、モチーフに球が多いように思いました。球と云えば、高校時代を思い出します。『心配ある事情』は球の表面積だったなぁ。体積は『身の上心配あるの惨状』ともに『心配』が入ってます。
 さてさて、私が思うことを書きます。とてつもない大きくて、重い球体があったとします。球は形の特徴で、支持する面に一点でしか接しません。その一点に全ての重さが集中します。重量を支える一点で割る、すなわち0(ゼロ)で割りますから、支持面には無限大の重さが載ります。支持面はどんなに丈夫でも凹みます。凹めば面積が生まれますので、支持できるようになり安定します。
 それで私が思うことは、とてつもなく大きて重い球体は社会全体であったり、一国の経済であったり、一つの宗教と考えてしまうのです。安定しているかのように見える球体もギリギリの面積で支持されています。人の力で簡単に動き始めます。人が3人4人と多くなれば動きに加速度が生まれます。動いている球体を人が次々に押したり引いたりすれば、どんどん早く動くようになります。球は一点で支持面に接していますので、動く方向は押された方へ動くでしょう。押し合う力が、互いに打ち消し合えば動きません。
 周りに人が群がり、とにかく動かそうとして押しても、力は打ち消しあって動きません。今の社会の構造はこのように動かないのでしょう。そんな風に思うのです。
 球は特別な形です。周囲から押し込めるような力が働くシャボン玉と、中心から引っ張られて球になる太陽のような物体を考えると、社会を構成している球は、どちらに似ているかを考えてしまいます。近頃は、球を構成する力が交互に働いている球もあると考えるようになりました。社会は複雑そうで、実はとても単純な力の作用だと思うようになりました。


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