聖書日課 デボーションノート
聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。




ハバクク2:1 わたしは歩哨の部署につき 砦の上に立って見張り 神がわたしに何を語り わたしの訴えに何と答えられるかを見よう。
2:2 主はわたしに答えて、言われた。「幻を書き記せ。走りながらでも読めるように 板の上にはっきりと記せ。
2:3 定められた時のために もうひとつの幻があるからだ。それは終わりの時に向かって急ぐ。人を欺くことはない。たとえ、遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。
2:4 見よ、高慢な者を。彼の心は正しくありえない。しかし、神に従う人は信仰によって生きる。」

本日は、聖書日課では使徒トマスの日となっています。
使徒たちの中で、ただ一人復活のイエス様と出会えなかったため、イエス様が復活されたことをなかなか信じられなかった人物です。

本日の日課の旧約聖書の箇所のハバククの預言には、主なる神様が「幻を書き記せ、走りながらでも読めるように 板の上にはっきりと記せ。」と告げられたことが記されています。
走りながらでも読めるようにはっきりと書き記すということは、それが明確な記述でなされるよう命じられていることは明らかですが、「幻を」書き記すということは、非常に不思議な表現であると言えるでしょう。
なぜなら幻とは、はっきりとした形を伴ったものや、目の前にある実際の事柄ではなく、やがて来るべき事柄であったり、ぼんやりとした光景であったりする類のものだからです。
このことは、神様の示された恵みの約束を信仰を持って受け留めるということに似ていると言えるでしょう。神様の恵みの約束は、具体的な日常生活における祝福といったようなものではなく、やがて来るべき御国における命の約束であり、それこそ、信仰を持って、はっきりと受け留めるべきものだからです。

イエス様はトマスに対し「見ずに信じる者は幸いです。」と仰せられました。

ヨハネ20:27 それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
20:28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
20:29 イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」

信仰によってイエス様をお受け入れすることの大切さを覚えます。



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