食べすぎ エジプトの風

レストランの位置を正確に把握していませんでした。

質問をするため人を探します。
ちょうど、中庭プールの脇に人がいたので、その人に朝食レストランはどこを聞きました。あまり明確な答えが返ってきません。
従業員ではなさそうでしたが、客でもないようでした。作業着のようなものを着ていたので、工事のおじさんだったかもしれません。
が、とりあえず何とか朝食レストランの場所を案内してもらえました。

後方からは同じツアーの日本人老年カップルの方がついてきます。軽く会釈をして挨拶をします。

いよいよ朝食会場に入場です。案内係りの人に2人席を用意されました。

朝食はバイキングです。
ざっとメニューを見ていきます。パンの種類が豊富です。パン好きな妻は目を輝かせています。果物も数種類ありました。すいか、メロン等日本と同じ種類のフルーツです。
卵、ウインナー、ホットケーキ、チーズ、シリアル、ヨーグルト、ポテト、ハム、ジュース、コーヒー等結構な品数がならんでいます。
ただ、野菜がありません。水のピッチェル(ポット)もありません。

海外では蛇口から流れる水が飲めません。ペットボトルの水は勿論有料です。
そこで、海外旅行のときは、朝食時に空のペットボトルをレストランに持参し、水を満タン満にするのを習慣にしています。水代が節約できます。

ところがここは水の入ったポットがないのです。

そこで、少し恥ずかしかったのですが、ボーイさんに、
「ボトルに水を入れてきてくれますか」
と聞いてみました。

すると、
「水は有料です」
と、きっぱり断られてしまいました。
水のポットのないビュッフェは初めての体験でした。

パン、シリアル、ミニホットケーキ、フライドポテト、果物を少しずつとり、試食します。おいしいものをおかわりするから、各分量は一口程度です。

パンはパサパサしていて甘いものが多いです。雑穀入りフランスパンと全粒粉食パンが口にあいます。バター、はちみつ、チョコクリームをつけます。
フレンチトースト、りんごパイが最もおいしく、この2つをおかわりしました。すぐに、お腹いっぱいです。
それでも、りんごパイがあまりに美味なので再度おかわり。
「こんなに食べると昼が心配だな」
と思いつつ、りんごパイをほおばります。

シナモンが何ともいえずやめられません。
再度おかわりに行こうとすると、妻が
「お腹が痛くなるわよ、やめておいたら」
と心配します。
「これが最後」
と言って、最後の一皿をたいらげました。

ホットミルクを飲んでレストランを後にします。

周囲には、日本の他旅行会社のツアー客があふれていました。日本人が多かったです。

部屋にもどり、急いで歯みがき、用をたして1階ロビーに集合です。

やはり、少し食べすぎました。毎度のことながら、ちょっと後悔です。

普段も結構食べる方です。
通常の食事では、どんぶり1杯か2杯のご飯を食べます。
おかずは少なめです。

食後にピーナッツ一袋をたいらげることが多々あります。
時々妻がアップルパイを焼きます。食後ですが、それも半分食べてしまいます。(半分とはケーキ屋さんで売られている大きな円形の半分です。)

それでも、170cm45kgで、なかなか太ることができません。間食をしないのと、油分をほとんど摂取しないからでしょうか。

次回から、食べすぎについての小話を3つほどさせていただきます。


多くの方に楽しい旅をしていただければと思っています。
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