熊本県などの一連の地震で避難を続ける人たちに速やかに支援物資を届けようと、国は、タブレット端末を使って避難所で必要とする物資の情報を把握するシステムを導入することになりました。
*******************************************************************************
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160426/k10010498511000.html
多くの避難所が設置されましたが、支援物資の配分が混乱したとの指摘が。
そこで国は物資の配布を円滑にしようと、タブレット端末を使い、
各避難所が必要な物資は何か把握するとのことです。
このシステムは東日本大震災の際に岩手県で導入されたようですので
もっと早く導入されていたら、被災者の方々も物質的なストレスに晒されなかったのに残念です。
明日から運用が始まるとの事ですが、これまでは電話で対応していたとか。
なんか、今の時代アナログ過ぎませんか?
時間もかかるし、聞き間違いもあるだろうし、対応された方々は大変だったと思います。
阪神淡路大震災や中越地震、東日本大震災を経て色々学び活かしていると思いますが
今回も自治体の職員が「なにぶん初めてな事なので」と
オロオロした感じでインタビューに答えていたのには驚きました。
人命救助や避難所の設置等、初動の対応は早かったと思いますが
まだまだ、細かいところまで行き届いていないようです。
今後、もう少し細部までマニュアル化する事も考えるべきだと思います。
防災省の設置も言われていますが、アメリカの緊急事態管理庁を参考にしてもいいのではないでしょうか。
どうも熊本と政府との連携が充分ではなかった様な気がしますが
熊本県知事や熊本市長の声は政府に届いていたのでしょうか。
自治体の首長と政府の役割というか線引きがよくわかりませんが
勿論、知事や市長は判っていたんでしょうね。
また地元選出の国会議員の役割も大きいと思いますが
熊本県選出の国会議員って誰でしたか?
wikiによると
1区 松野頼久(民主党) 木原稔(自民党・比例)
2区 野田毅(自民党)
3区 坂本哲志(無所属)
4区 園田博之(自民党)
5区 金子恭之(自民党)
だそうです。
松野頼久氏については地元なのに何してるの?というネットで批判されていましたが
野田毅氏や園田博之氏も熊本だったんですね。
各地方自治体の首長は大災害が起こった時に自分は何をすべきか、
どの様に陣頭指揮をすればいいのか日頃から考えているべきでしょうね。
同じ様に国会議員も地元で起こった場合どうサポートできるか
どうサポートすべきかを考えておくべきだと思います。
お互い助け合わなければ、大災害の時には住民を助けられません。
今回のタブレットでの情報集約で被災者の生活が向上する事を祈ります。
また、今後もっと迅速に自治体も政府も動けるような仕組み作りも考えてもらいたいです。
★以前も書きましたが、こんな時、マスコミは邪魔ばかりしていないで
マスコミで協定を結んで、情報を集約し、各自治体に提供したら良かったのにと思います。
現場にずかずかと入り込んでいるのですから、かなり実態を知っていたはずですし
勿論タブレットなどの端末も持っています。
ちょっとは被災者の役に立って欲しかったですね。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村