goo blog サービス終了のお知らせ 

気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)

2016-08-12 23:24:23 | つぶやき

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)  宮内庁HPより)

戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。

私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。

本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間かん私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行おこなって来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井しせいの人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重い殯の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀に関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。

始めにも述べましたように,憲法の下もと,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを,切に願っています。

 
************************************************************************

今月8日に天皇陛下が国民に向け、お言葉を述べられました。
 
発表はテレビで放映され、そしてその前からも専門家?が肯定的な意見を述べていました。
 
 
なぜこの時期なのか、なぜわざわざ終戦記念日前なのか、
 
なぜ自ら憲法に抵触するかもわからないお言葉を述べられたのか・・・、
 
色々分からない事が多いです。
 
 
会見前から、お体へのご負担から譲位されるご意向と言われていましたが
 
冒頭の
 
「2年後には平成30年を迎えます」
 
のお言葉で譲位のご意向ではないという事なんでしょう。
 
 
でも今のままではいけないと、危機感をお持ちのようですが
 
それは時代の流れに伴うものなのか、
 
それとも皇太子殿下がのんびりしているからか
 
はたまた皇太子妃殿下が病弱?だからなのか、
 
 
もしもご長男が秋篠宮殿下であればこの様なお言葉を発せられなかったかも。。。。
 
色々考えてしまいます。
 
 
天皇陛下のお言葉は率直な今の陛下のお気持ちだと言われていますが、
 
皇后陛下の考えも入っているでしょうし、宮内庁の意見も参考にされているのではと思います。
 
 
譲位なのか、公務の分担なのか、天皇という重い責務を早く皇太子に引き継ぎされたいのか、
 
陛下の真意がよくわかりません。
 
 
様々な制約があり、簡単にはいかないでしょう。
 
 
 
しかし今後天皇陛下のご負担を軽減する事が急がれます。
 
 
現状、皇太子殿下が公務を積極的に負担されず
 
秋篠宮殿下の公務が増え続けているのには少なからず不安もあります。
 
 
 
天皇陛下が憲法に抵触すれすれの発言される前に何とかならなかったのか
 
皇太子殿下も、ご高齢で大きな手術をした天皇陛下のお姿を見てどうも思わなかったのか
 
その辺が疑問です。
 
子なら何とかしようと思う筈だと思うんですが・・・・。
 
 
大変失礼ではありますが、皇太子殿下が天皇陛下としての公務が全うできるか否か
 
そして雅子妃殿下が皇后陛下の務めが全うできるのか否か、
 
見極める期間を作って頂きたいと思います。
 
 
それだけ、皇太子殿下のご公務が秋篠宮殿下と比べ、あまりにも少なく感じ、
 
失礼ながら、本当に大丈夫なのか、と心配なのです。
 
 
 
天皇陛下が重篤な状態になり、終焉を迎える時国民が自粛することを懸念されていますが
 
それは国民として当たり前の事です。
 
家族の一員が重病になり入院をし、そして危篤、終焉を迎えるとなれば、
 
家族は治癒を望み、亡くなった時には悲しむのは当たり前の感情です。
 
 
天皇陛下の崩御により社会が自粛ムードになって経済活動が停滞するとしても、
 
それは国民として受け入れなければなりません。
 
 
また、皇室には厳格なしきたりがあり、それを代々受け継いでいます。
 
現代社会では考えられないような不合理な行事もあるでしょうが
 
それも歴史です。
 
 
とは言うものの、徐々に時代に即したものになっています。
 
3年前には天皇皇后両陛下のご意向として土葬から火葬にする等改革されています。
 
 
 
今上陛下がご経験された事を現皇太子殿下が出来ないとは考えられません。
 
 
これも雅子妃殿下の体調の波を考えての事なのでしょうか。
 
 
もうここまで来たら、あまりにも雅子妃殿下中心に考え過ぎだと思います。
 
 
 
雅子妃殿下の「体調の波」により皇位継承についても多くの配慮が必要なら
 
秋篠宮殿下の即位も選択肢の一つとして考えてもらいたい、
 
それが率直な私の意見です。
 
 
  
 
 

ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。  

   にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ  にほんブログ村


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今村復興相が靖国神社参拝 | トップ | 天皇陛下のお言葉を聴かれ、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。