【ニューヨーク=杉本康士】安倍晋三首相は17日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に寄稿し、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮について「これ以上対話をしても行き詰まるだろう。一刻も早く北朝鮮に最大限の圧力をかけるべき時だ」と強調し、国連安全保障理事会の追加制裁決議の履行を含む圧力強化を訴えた。
首相は北朝鮮との対話が有効ではない論拠として、1994年の米朝枠組み合意や2003年からの6カ国協議の裏で北朝鮮が核開発を進めてきた事実を指摘した。北朝鮮が3日に核実験を実施した直後に対話に乗り出せば「北朝鮮政府がミサイル発射と核実験の成功に屈した証拠だと見なすだろう」とも警告した。拉致問題に関しては、横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=ら多くの被害者が北朝鮮にとどめ置かれていることを指摘し「できる限り早く、被害者を取り戻さなければならない」と強調した。
国連総会に出席するため18日に訪米に出発した首相は22日までのニューヨーク滞在中、20日に国連総会で一般討論演説を行い、北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させるため、圧力強化の必要性を訴える。
また、21日にトランプ米大統領との個別会談を行うほか、トランプ氏と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との日米韓3カ国首脳会談を実施する方向で調整している。中東諸国を中心に各国首脳との個別会談も積極的に行い、北朝鮮問題をめぐる緊密連携を確認したい考えだ。
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アメリカ訪問中の安倍首相は国連での演説を前に、ニューヨークタイムズに寄稿しました。
安倍首相はいつも「対話と圧力」と言っていますが、もう対話する時期は過ぎています。
北朝鮮は対話して変わるような国ではないという事です。
安倍首相の寄稿文は
●一刻も早く北朝鮮に最大限の圧力をかけるべき。
●対話は無駄。
1994年の米朝枠組み合意、2003年からの6か国協議で対話してきたが
北朝鮮は核開発をし続けてきた。
●日本は40年間、多くの国民を拉致されていて早く救出しなければならない。
概要だけで、全文を読んでいませんが、まずは多くの米国民に北朝鮮の実態を訴え、
その後の国連での演説で全世界の人達に訴え、より多くの人達に日本の置かれた状況、
米国が置かれた状況、そして国際社会が危機に晒されている事を訴えると思います。
安倍首相の演説が多くの人達の心を打ち、北朝鮮の挑発を止めさせられたらと思います。
そしてこの事が多くの日本人に危機感を持てばと思います。
何と言っても今のところ、一番危機に晒されているのが日本と言ってもいいぐらいですから。
平和ボケの日本人が目を覚まし、有事に対処できる法整備の重要性を考える切っ掛けになればと思います。
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