
二年前の今日は、名古屋市立大学病院で術後の痰出しに四苦八苦してた頃です。

僕は重症筋無力症(疲れやすく筋肉が動かなくなる病気)と呼ばれる難病にかかり、胸腺と胸腺腫の摘出術を受けました。

それ以来、MGスカイラウンジで同じ病気で苦しんだ仲間と投稿のやり取りが始まったのです。

この病気は経験した者でないとその苦しさが分からないので、スカイラウンジでの仲間からの励ましで、どんなに元気付けられたか分かりません。

重症筋無力症から始まり、両方の腎臓結石、そしてリストラと、僕は二年の間にいろんな苦しい体験をしましたが、いつも同じ病気の仲間がそばに居てくれて励ましてくれました。

幸いな事に僕は著しい回復をして、今ではバイクにも乗れるし、健常者と同じ様に働いています。

しかしこの病気は個人差が激しいので、手術を受けても回復が遅いか、かえって悪化する人さえいます。

でもスカイラウンジのこの人達は、他の仲間の人の事を案じたりしてとても心の優しい人が多いのです。

自分が苦しい思いをしているからこそ、他人の苦しさが分かるのです。

自分が若い頃には考えもしなかった病気にかかった僕は、少しは人の痛みが分かる人間になれたように感じます。

他にも苦しい病気は幾つもありますが、この病気も本当に苦しい病気なのです。

でもスカイラウンジの仲間は、前を向いて歩いています。