最低賃金 14円引上げへ

2007-08-08 | 労働関係
長らく続いた梅雨もあけたと思ったら、夏真っ盛り・・・太陽も元気

太陽以上に元気なのが子どもたち・・・毎年恒例のポケモンスタンプラリーで、親を引き擦りながら駆け巡ってます

それにしてもポケモン・・・見たことないので魅力は何なのか分りませんが、息が長いですね。



***** asahi.comより ここから *****
『最低賃金引き上げ、平均14円目安 厚労省の審議会小委』
07年度の最低賃金の引き上げ額を労使代表らが議論する厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は8日、全国平均で時給14円の引き上げ(現行時給平均673円)を目安にすると決めた。昨年度実績の5円を大幅に上回り、97年度実績以来10年ぶりの高水準。地域別の上げ幅は6~19円と大きくばらついた。10日の同審議会で正式決定する。
今後、各都道府県に設けられた審議会で、労使代表らが協議して実際の引き上げ額を決めるが、例年ほぼ目安通りとなっている。各地で10月中に順次、新しい最低賃金が適用される見通しだ。
目安は、都道府県をA~Dの4ランクに分けて提示される。東京など都市部が中心のAは19円、埼玉や京都などのBは14円、宮城や福岡などのCは9~10円、青森や沖縄などのDは6~7円。
雇用機会の多い都市部では賃金水準の実勢に合わせて大幅に引き上げる一方で、景気回復が遅れている地方では小幅にとどめることで労使が折り合った。だが、地方ほど最低賃金で働く労働者が多く、地域間の賃金格差拡大に批判が出そうだ。
今年度の最低賃金改定をめぐっては、政府と労使代表らでつくる「成長力底上げ戦略推進円卓会議」が先月、例年以上の引き上げを目指すよう、同審議会に求めていた。
***** asahi.comより ここまで *****



先月には4つのケースを厚労省は示していましたので、参考までに

***** 日経朝刊(7/14)より ここから *****
『厚生労働省が示した最低賃金引き上げに向けた4つの考え方』
≪ケース1≫
正社員など「一般労働者」が受け取る所定内給与に対する最低賃金の比率(2006年度は37.2%)を過去最高の37.7%か、それを上回る38.2%に引き上げる
13円または23円の最低賃金引き上げに

≪ケース2≫
最低賃金と、高卒初任給の平均8割または小規模企業の女性の高卒初任給の一番低い水準との差を縮小する
29円または34円の引き上げに

≪ケース3≫
小規模企業の一般労働者の賃金の中央値の半分の水準にする
14円の引き上げに

≪ケース4≫
政府の労働生産性向上の目標(5年間で1.5倍)を達成すると仮定し、生産性向上の幅に合わせて引き上げる
15円引き上げに
***** 日経朝刊(7/14)より ここまで *****
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