オシムに学んでみる・・・

2007-03-30 | 社労士日記
今日3度目の記事・・・といっても、1度目は東京ミッドタウン、2度目は昨日の続きですが何か。
3度目といえば、3日連続の桜見物(酒は無し)です桜も人も、ついでに鳥も集ってました。それにしても、屋台で昼から寛がれているサラリーマン風情の人も多いこと・・・仕事大丈夫かなちなみに私自身も仕事サボタージュしている訳ではありません・・・一応、外出が重なった訳で。



今朝の日経にはオシム監督の記事がありました。サッカーにおけるリスクについての内容でしたが、仕事に通ずる部分もある気がしたので少々抜粋しつつ・・・


『 「リスクを測定するのも一種の経験のなせる技で。どんなリスクをどれだけ冒すか、ベテランほどすぐに計算できてしまう。そしておおむね、ベテランとはリスクを冒さない方向にシフトするものだ。経験のある彼らがテンポを落としプレーしたことで周りの選手も、そちらになびいてしまった。日本の方も日程がタイトで疲れていた事情はあったにせよ、リスクを冒し走ることを選手がしなくなってしまった」 』

リスクを仕事上のチャレンジのような意味合いで考えると、ベテラン(上司)はチャレンジ(改革やカイゼン)をしない方向にシフトし、その上司の部下である若手も日常の仕事に流され、チャレンジすることを忘れていってしまう・・・それでは企業も成長どころか衰退して行くわけで。



『 「リスクを冒せ」という言葉はこの監督の口から何度も出てくる。自分の枠から勇気を持って踏み出す決断や行動、そこから醸し出されるダイナミズムこそがサッカーの魅力だと思うからだ。
しかし、監督は無謀を奨励している訳ではない。・・・(中略)・・・いつ、どこで、どんな種類のリスクを冒すべきなのか、逆にどんな種類のリスクを減らすべきなのか、というトータルなマネジメント能力が問われることになる。それをつかむことが選手にとって一番大事だと。
 「矛盾した表現になるが、コントロールされたリスクの冒し方とでもいうか。99%危険な状況になっても、残り1%の在りかに気づくことで危機を回避できるのがサッカー。これ以上は危ないと知らせるランプが頭にあれば、そこまではリスクを冒すこともできる」 』

仕事においてマネジメントというと、まさに危険を冒すことなく、部下がミスしないことだけを管理することに陥りがちになる傾向もあると思います。もちろんミスなく地道な実績を積み上げることも大変重要です。それでも、先に書いたようにチャレンジすることを忘れてしまうと、どこまでチャレンジしても良いのか分らなくなり、やがてはチャレンジすること自体に臆病になってしまうでしょうね。そこにはマネジメント能力というかリーダーシップ能力というのが必要になるのでしょうか。
と言っても仕事においては、さすがに99%リスクがあったら・・・チャレンジしないのが無難かも。



『 「日本の若者は小さい頃から親や先生に“危ないからやめなさい”という教育を受けると聞く。それをいきなり私に“リスクを冒せ”といわれても教えに反するわけで、難しいのかも」 』

なるほどねぇという感じです。



まぁ、リスクを冒すとはちょっと違うかも知れませんが、チャレンジするということは仕事に限らず大切ですね。確かにチャレンジしているときは、気持ちも充実していることも多いですし、ブレーキだけでは前に進まないですしね。と、年度末を向かえ、新年度もチャレンジ精神を大切にしたいところです。
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昨日の続き(雇保法延期)

2007-03-30 | 労働関係
らしいです・・・

***** asahi.comより ここから *****
雇用保険料の引き下げを内容とする改正雇用保険法が、当初予定した4月1日に施行できなくなった。改正案は29日の参院厚生労働委員会で採決し、同日の本会議で成立するはずが、厚生労働省が委員会での採決前に、成立後の説明文書を誤って議員に配ってしまった。これに野党が「国会軽視」と反発、採決が4月10日に先送りされた。

参議院議案課によると、4月1日施行の内閣提出法案が参議院で年度内に成立しなかったのは86年通常国会以来21年ぶり。

改正案の柱は保険料率の1.6%(労使折半)から1.2%への引き下げや雇用福祉事業廃止など。厚労省が28日、「参議院において、本会議、厚労委の審議を経て本日可決、成立した」との文書を関係議員に配り、改正案の審議はストップした。柳沢厚労相は委員会で「大失態を演じてしまった。心からおわび申し上げる」と謝罪、関係者を処分すると語った。

改正案は施行日を4月10日以降に修正し、参院厚労委で採決したあと、本会議で可決。衆院本会議に戻って修正への同意をとりつけ、ようやく成立する見通し。

保険料は年度初めに企業が1年分の見積額を地方労働局などに支払い、翌年度に調整する。法案成立前に支払えば現行料率で納める必要があり、時期によって違う料率になりかねない。このため、法律の施行日とは別に、適用時期を4月1日にさかのぼるなどの措置が必要になりそうだ。
***** asahi.comより ここまで *****
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東京ミッドタウン

2007-03-30 | 社労士日記
本日グランドオープンということで、チラ見して来ました。

ややミーハー・・・といいますか、今朝は皆藤さん実物見られるかなぁなんて期待して・・・かなりミーハーですな

式典準備なのか人が沢山で、天気は良くないですが雨も上がっておりひと安心というところなのでしょうか。

今まで以上に六本木は賑やかになりそうです
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