かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

歴史街道を辿る(Part-4)

2021年01月20日 | Weblog

(Part-3)続 国道416号-丸山集落跡 を出ると、再び連続急カーブの山道を溯る。
空が明るくなりパーッと開けてきたところが峠「牛ヶ首(標高420m)」である。
ここで道路が分岐し、県道丸山加賀線の起点で右へ下ると大杉谷川の支流沿って小松市街へと続く。
この峠筋が、手取川支流大日川流域と梯川支流大杉谷川流域を分ける分水嶺となっている。



<三叉路の角に昭和御大典記念に、当時の新丸村青年団が設置した道標が立てられ、
  その脇に地蔵が祀られている>(写真は何れも2020/11/24)

<峠からの眺望は素晴らしく、日本海まで遠方が見渡せる>

<高い格子壁が落石の危険を抑えている>

<昭和46年に架けられた石滝橋で、直ぐ下流に岩石の上から流れ落ちる滝がある>

<昭和48年に架けられた「乞食落し橋」で、名の通り-その昔、乞食を谷へ蹴落と
  した由緒からと云われる>

<乞食落し橋手前より左に600m余り上ると花立集落跡地に着く。
  花立集落は1956年(昭和31)まで、新丸村大字須納谷で小松市に編入の際
  花立町と改称した。
  1915年(大正4年~6年)新丸村役場が須納谷に移転した>

<昭和30年代まで35軒余りに住んでいたが、1967年(昭和42)に離村した>

<現在-数件の家が降雪期以外に畑作として出作りしている>


 

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