ロシアのプーチン大統領は、先に第2次世界戦争の戦勝記念日に自らのウクライナ侵攻をカモフラージュし、あたかも現在ロシアは欧米に圧力を加えられ、その先鋒がウクライナのナチス主義だと得意のすり替え先鋒を用いロシア国民を鼓舞した。
そのうそにまみれた国威高揚演説の勢いを駆って、今まで手をこまねいていたウクライナの東北部の大都市ハルキュウに大規模な攻勢を掛け市民の多くが犠牲になった。
そのプーチン大統領が、長年の側近ショイグ国防相を退任させ、後任に第1副首相を務めてきたベロウソフ氏を充てた。
ショイグ氏は陣頭指揮から外れ、短期戦を見込んだウクライナ侵攻が長期化した責任と、ショイグ氏の最側近だったイワノフ国防次官が収賄容疑で拘束された責任を取らされた形だ。
ただ、プーチン氏はパトルシェフ安全保障会議書記を退任させ、後任にショイグ氏を充てた。パトルシェフ氏の転出先は近く明らかにされるとのことだ
一方、ラブロフ外相は続投し、これらを含む軍・治安機関などのトップ人事を上院と協議し、第5次プーチン体制を構築する。
新たに国防相となったベロウソフ氏はショイグ前国防相と同様の文官で、戦時経済学が専門とのことだが、正にきっての親プーチンの戦争派とのことだ。
プーチン氏は、ベロウソフ新国防相で戦時経済を強化し、ウクライナ侵攻の長期化に対処したとされる。「関連:3月17日」
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