大リーグもいよいよ最終盤になっている。日本人の関心は言うまでもなく大谷翔平の本塁打50本以上、盗塁50以上のいわゆる50-50の歴史的記録だ。
ドジャースの残り試合はあと13。従来のペースで行けば51-53になるが、大谷はブレーブス戦4試合で本塁打がなく、プレッシャーも計り知れないと思うので、そう簡単に偉業を達成できるとは思えない。
しかし、天才大谷は今まで常人には考えられない偉業を必然的に達成してきた。その点から、この記録も終わってみるとやっぱり大谷だと言われるほど当然のように達成する可能性がある。
現状でも前人未到の43-43以上を既に達成しているので、万が一、50-50が未達成に終わっても大谷の偉業はさん然と輝くものになっている。
ただ、大リーグでは今までDHオンリーの選手がMVP(最優秀選手賞)を受賞したことはないという。大谷の両リーグに掛けての2年連続のMVPを確実にするためにも50―50達成を期待したい。
一方、ナショナルリーグ西部地区のドジャースは、2位パドレスに3.5ゲーム差に詰め寄られている。
その点で、今日のブレーブス4連戦の最終戦で勝利しこのシリーズ2勝2敗に持ち込みパドレスの接近を何とか拒んでいる。
今日の試合は、山本由伸が復帰後2試合目で4回を何とかゼロに抑え、大谷は4ー0だったが打点2を上げ9-0でブレーブスを破った。
大谷にとっては、本塁打よりチームバッテングに徹しなければならない状況もあるので、その点からも50-50の難しさがある。「関連:9月2日」